大阪の生活が始まりました

 今週、東京・世田谷のマンションから荷物を送り出し、妻と悠平と3人で大阪・高槻に移りました。東京で1泊、高槻で1泊と2泊のホテル暮らしの後、荷物を新居のマンションに運び入れて、何とか無事に大阪生活が始まりました。まだ部屋の片づけが残っており、また悠平の幼稚園通園や療育申し込みの準備や手続きなどでしばらくは慌ただしい日が続きそうです。
 発達障害の子どもは一般的に、環境の変化に弱いと指摘されています。東京を去るに際しては、悠平が心理面で不安定になるのではないかと心配していましたが、「悠くん、おうちにバイバイしよう」と声を掛けると、手を振って「バイバイ」、東京駅で新幹線が動き出したときに「悠くん、東京にバイバイだよ」と言うと「バイバイ」と、やはり機嫌よく手を振りました。新居にもすぐになじんだ様子で、まずはひと安心です。
 転居に際しては、世田谷区総合福祉センター(さくらポート)の職員の皆さんや、療育コースで一緒だったほかのお子さんのお母さん方から、温かい励ましをいただきました。本当にありがとうございました。
 大阪在住の方からも、このブログにコメントをいただくようになりました。わたしも妻も関西暮らしは初めてです。多くの方に助けていただきながら悠平を育てていくことになるのだろうと思います。どうぞ、よろしくお願いいたします。
 まずは、新しい生活が無事に始まったことの報告です。いずれ落ち着いたら、転居前後のことをあらためて書きたいと思います。

 東京の最後の夜は、渋谷の夜景が望めるホテルにしました。引っ越し準備で慌ただしい日が続き、2月生まれの妻の誕生日を祝うことができなかったので、せめてものプレゼント代わりです。乗り物大好きの悠平も、窓から車や電車がたくさん見えるのが気に入ったようで、翌朝も窓からじっと外を眺めていました。

 移動の日はよく晴れて、車窓からは富士山がきれいに見えました。