楽しく広がるひらがな学習

 妻(yuheimama)です。これまでも家庭療育でのひらがな学習について扱ってきましたが、今回は遊び感覚で楽しめる課題を紹介します。

 まずは、市販のひらがなマグネットを使って悠平に単語を構成させる課題です。悠平は筆圧が弱く、鉛筆やペンを持たせてもまだひらがなを書くことは難しいのですが、ひらがなを組み合わせると単語ができるということを理解させたいと思い、考えついた課題です。花や虫、生活用品や食べ物の絵が描いてある公文のカードを題材に、その名称をマグネットを置いて単語にします。悠平は自分で単語を作れると「できた!」と言って喜んでいます。小さな達成感があるようです。

 次はかるたです。昨年、ひらがなの絵本に親しみ始めたころ、「あ」は「あり」、「い」は「いちご」というように、読み札の文頭の音と絵札の絵が直結する、最も初歩的なかるたをやってみました。はじめは「あ」から「こ」までといったように、少ない枚数から初めて徐々にできるようになっていきました。

 今年は、すでにひらがなが読めるようになっていたので、ステップアップして絵と文頭の音が必ずしも一致しないかるたを選びました。選ぶにあたっては悠平が興味を持てる絵札のかるたがよいと思い、昔話を題材にしたものにしました。実はこの夏、私が子供のころにテレビで見ていた「まんが日本昔ばなし」が放送され、悠平は何回も録画を見ていました。そこで「まんが日本昔ばなし」のかるたを買ったところ大ヒット!! 最近ではかるたのほかに、文庫化された「まんが日本昔ばなし」も読み聞かせています。アニメにかるたに絵本と、「まんが日本昔ばなし」はいわば悠平版メディアミックスです。


 早いものでもうすぐ冬休み。12月に入り、冬休みの家庭療育のプログラムを計画中です。夏休み以降の試行錯誤で、療育課題のバリエーションが増えたので、冬休みには1回30分位のプログラムを組んでみたいと思います。また、お正月には家族でかるたを楽しみたいと思っています!