暑さ寒さの感覚

 妻(yuheimama)です。これまでのブログで、悠平がたびたび風邪を引いたり溶連菌感染症にかかったことに触れてきました。一般に幼児は免疫力が弱いために風邪や感染症をもらいやすいようですが、悠平は幼稚園入園以来9カ月の間に、溶連菌に4回も感染し、その合間合間に風邪も引いています。頻繁な感染の原因について少々思い当たることがあるので、今回はそれをテーマにしたいと思います。

 一つには、定型発達者との暑さ寒さの感覚の違いです。物の熱さや冷たさは、例えば電子レンジで温めたものをすぐに触ろうとするときに「熱いよ!」と声を掛けたり、アイスクリームやスイカを食べながら「冷たいね」などと教えてきたので、ある程度理解しているようなのですが、悠平自身が暑い、寒いを感じているのかは不明です。感じていながら言葉にできないだけなのか、そもそも感じ方が違うのか…。

 例えば朝、幼稚園バスを待つ間、息が白くなるほど寒い日でも制服の上に決してジャンパーやコートを着ようとはしません。「いつもと違う」のが嫌なのかもしれませんが、それでいておそらくは限界まで寒さにさらされると、急にガタガタと震えだします。そうかと思えば、この寒いさなかに入浴後、全裸で玄関から外に飛び出ていって、きゃっきゃと飛び跳ねたことが一度や二度ではないのです! こちらも入浴直後なので、とりあえずの格好でバスタオルを持って追いかけるのですが、これは本当にやめてほしい。最近では鍵をあけても外に出られないように、施錠の上、補助ロックを掛け、そのロックをさらにひもで縛っているありさまです。
 暑さに関しても、暖房のきいている所で背中にじっとりと汗をかいても顔色一つ変えないので、暑いのか寒いのか外見では見分けがつきません。寒くても着込まず、汗をかいてもそのままという状態で、結果として体が冷えて、さまざまなウイルスに感染しているのではないかと思うのです。親としては衣服の調整が難しく、先々悠平自身がその調整をできるのか不安に感じるところです。

 もう一つ考えられる原因はうがいができないことです。これは身辺自立にかかわってくることでもありますが、私がやって見せても、視覚支援でイラストでやり方を見せてもできません。歯磨きのときに口をゆすぐことはできるのですが、「うがいをしよう」と促すといつも「くちゅくちゅぺ」になってしまいます。やむを得ず、のどを乾燥させないように手洗い後はすぐにお茶などを飲ませるようにしています。こちらは辛抱強く教えていくしかないですね。

 寒さが本格化してきた今日このごろ、インフルエンザなどの強烈なウイルスに感染しないことをひたすら願うばかりです。いつも元気な悠平がぐったりしているのを見るのは何とも切ないからですが、本音を言えば、悠平が治りかけてパワーアップしたころに、こちらがうつされてヨレヨレになるのが一番辛いからなのです!?


 yuheipapaです。
 悠平宛てにしまじろうカレンダーが届きました。しまじろう直筆(?)のメッセージ付きです。実は昨年末、ベネッセコーポレーション「しまじろうひろば」のツイッター公式アカウントで、昨年1年間の親子の思い出募集のキャンペーンが目に留まりました。悠平はしまじろうが好きで、以前は私がよく間違えて「とらじろう」と呼ぶと、すぐに反応して怒ったような声で「しまじろう!」と言っていました。ツイッターで応募したら、見事に当選でした。
 カレンダーには「ついたち」「ふつか」「みっか」などの読み仮名も振られており、シールもいろいろ付いています。いちばん喜んだのは自称「療育ママ」(教育ママならぬ)の妻かもしれません。さっそく、夜の歯磨き終了のシールをペタリ。悠平の療育に役立ちそうです。
 ちなみに、キャンペーンに応募したツイートは次の通りでした。
 「今年胸が痛んだ知らせは、東日本大震災で多くの方が子を亡くし、多くの子どもたちが親を亡くしたことです。5歳の息子が『おとうさん』『おかあさん』と呼んでくれる、わが子を抱きしめられる、その日常がわが家にはあることに感謝しています。」
 字数に限りがあるツイッターですが、あらためて亡くなられた方々のご冥福をお祈りするとともに、子どもたちの将来に幸多からんことを願っています。