平日は「ショートプログラム」で

 妻(yuheimama)です。先日の記事で、悠平はうがいができないと書きましたが、昨日突然できるようになりました。視覚支援もスモールステップも吹っ飛ばして急にできるようになったので、「なぜ???」と戸惑ってしまいましたが、この季節はウイルス対策になりますし、何よりまた一つできることが増えたことを素直に喜びたいと思います。よかった〜!

 さて今回は、3学期の家庭療育を紹介します。冬休み中は約30分で10の課題に取り組みましたが、幼稚園から帰ってきて30分というのは負荷が大きいと思い、15分程度の「ショートプログラム」を考えました。15分というと、家庭療育を始めた夏休みのプログラムがちょうどその位だったのですが、夏休みとは課題の内容を変えています。

 例えば「(1)絵カードのマッチング(2)紙芝居(3)カタカナパズル(4)ゲーム(5)パソコン(10分)」です。夏休みには、はさみやのりを使う課題や、線や色を描く課題を必ず入れていましたが、幼稚園のある日は園でそうした活動をする機会があると考え、あえて入れないことにしました。その代り、手先を使う作業的な課題やマッチングといった、療育ならではの課題を必ず組み入れることにしました。

 また、例に挙げた5つの課題では、(2)紙芝居(4)ゲーム(5)パソコンという半分以上の課題は、悠平にとってお楽しみ企画でもあるのですが、それぞれに狙いがあります。紙芝居には集中して見聞きするという姿勢が必要になりますし、ゲームには簡単なルールを守ることや、内容によっては目と手の協応や手先の微細運動の要素を含んだものがあります。パソコンは毎度のことながら、課題をこなすための動機付けです。

 紙芝居は悠平の大のお気に入りで、今のところ自作の2種類を使っています。一つは幼児雑誌の切り抜きを使った交通安全のお話、もう一つはじゃんけんのルールをイラストで説明する内容です。それぞれ内容を理解して日常生活につながればいのですが、効果の有無はこれから見ていきたいと思います。2つのお話に飽きないうちに次のお話を考えなくてはと思う一方、毎回創作していてはさすがに大変なので、市販の絵カードを活用して実践的かつ楽しいお話を作れないか、目下検討中です。