療育から実生活へ―箸の練習を始めました

 妻(yuheimama)です。悠平は3学期から「エジソンのお箸」という補助具付きの箸を使い始めました。2学期の終わりに担任の先生から「園でお箸でスポンジをつかむ遊びに興味を持ったようなので、3学期からでいいのでお箸を持たせてみてくれませんか」とのお話をいただいたのがきっかけです。食事中、まだまだ手づかみの多い悠平のこと、半信半疑で持たせたのですが、「給食でお箸を使っています」とのうれしいお電話。早速、家でも使い始めました。まだまだぎこちないながら、おかずを口まで運べるとちょっぴり自慢げな表情を見せるようになりました。

 振り返れば、夏から始めた家庭療育で、はじめはトング、次にピンセットで「挟む」練習を続けていました。この手の動きが箸の使い方につながったのかもしれません。当初は手先の力が弱いために始めた課題でしたが、こうして実生活に発展したのかと思うと「やっていてよかった」と心底うれしく思いました。

 これまで家庭での課題は、療育センターでの課題を参考にしたり、悠平の興味を基に思いついたものを試行錯誤して作ってきました。今後は、悠平の特性に合わせた課題を考えるのと並行して、実生活でどのように生かせるのかを今まで以上に意識しながら課題設定をしていきたいと思います。