乗り鉄小僧のカタカナ学習

 妻(yuheimama)です。夏休み、悠平は朝食後少し遊ぶと、自分から「おべんきょうする」と言って机に向かいます。大体10種類の課題で30分程度、頑張っています。毎日取り組んでいると「継続は力なり」で、徐々に課題をクリアできるようになってくるので、ところどころに新しい課題も組み込みます。

 まずは、父子で寺社巡りをしながら「乗り鉄」している、鉄道好きの悠平が大喜びで食いついたカタカナ課題。駅名をカタカナで書き、線路の空欄に当てはめていきます。最寄駅のJR高槻から大阪まで、あっという間にクリアです。3日続けて提示したら、3日目には別の駅まで行きたかったようでブーイング。「おうみはちまん!」のリクエストに応えて、時刻表を見ながら停車駅のカードを作成中です。

 続いては補助ばしでのスポンジの移動。食事中に補助ばしを使うことはできるのですが、面倒になるとすぐに手づかみしようとするので、課題の中にも組み込みました。課題自体はすぐにできたので、次のステップとして、スポンジに色かマークをつけてマッチングの要素を入れるか、補助ばしの補助具を減らすか、検討中です。

 最後は数量の応用編です。これまで車のシールを使って再三練習してきたので、時々は間違えるものの、1から10まで数えられるようになりました。ファーストステップとして悠平が好きな車を題材に選びましたが、実生活への応用を意識して、今回はお金と数字のマッチングに挑戦です。1円玉55枚を用意して、カラーコピー。1円〜10円までのカードを作成しました。

 今はまだ、「お金」という意識より数量のカウントという意識で取り組んでいるようですが、慣れてきたら別の硬貨も使って「金額」という概念の理解を促したいと考えています。それにはマッチングだけでなく、10円、100円などの分かりやすい値付けでの「買い物ごっこ」なども有効かもしれません。お金の意識を育てることは自立に欠かせないことなので、丁寧に取り組んでいきたいと思います。