就学前、母の宿題「サポートブック」

 妻(yuheimama)です。3月に入り、気温が低い日でも以前より日差しが暖かく感じられるようになりました。卒園・入学の春が近付いてきていることを、肌で感じる今日この頃です。

 さて、悠平が支援学校に入学する前に作らなければ・・・と思っていたのがサポートブックです。サポートブックとは、障害の特性やそこから生じる子どもの特徴、問題行動への対処法などをまとめたものです(詳しくは以前のエントリー『おはなし会「サポートブックを作ってみよう!」』を参照ください)。入学前に、なんとか完成させることができました。

 サポートブックに載せる項目は、必要に応じて取捨選択すればよいかと思いますが、今回は支援学校に置いてもらえるように基本版を作りました。基本版を作っておけば、学校以外でも悠平の支援に関わってくださる方々に、必要なページのコピーを渡して、見ていただくことができます。

 1ページ目には悠平の顔写真とともに、名前、呼び名、生年月日などの基礎データと、これまで受診した医療機関や療育機関の履歴をプロフィルとして書き込みました。2ページ以降は、緊急連絡先、かかりつけの医療機関、障害とその特性(自閉症の一般的な説明と悠平の場合を2本立て)、長所、人との関わり・集団での様子、コミュニケーション・表出、コミュニケーション・理解、パニックの対処法、外出・移動に関する注意事項、遊び・好きなこと、食事、水分補給・おやつ、トイレ、着替え、洗面、体調管理、認知レベルと日常生活(日時の観念、自他の区別等)、個人情報の保護についてを載せました。

 今回、イラストは入れませんでしたが、見出しを大きくして囲んだり、特に注意していただきたい項目は赤字にするなど、見やすさにも配慮しました。全部でA4用紙13枚。半日がかりで仕上げました。ファイル類は100円ショップで購入したものなので、手間は掛かりますが低予算で仕上げることができました。

 就園・就学などで、新しい先生や支援者に、簡潔に子どもの特徴を知らせるのには、サポートブックは有用だと思います。私は、療育園のおはなし会をきっかけに作成しましたが、関連書籍や、無料でダウンロードできる書式もインターネットで多数公開されていますので、「作ってみようかな」と思われている方には、参考になると思います。