思わず見たくなる○○

 妻(yuheimama)です。子ども部屋の模様替えに合わせて、悠平の枕元に置く小さな時計を購入しました(模様替えについては「効果てきめん! 子ども部屋の構造化 その1」を参照ください)。家族の中で一番早起きな悠平には、目覚まし時計は今のところ必要ないのですが、家庭療育で時計の読み方に苦戦していることもあって(「冬休みの家庭療育 その3(終わり)」 「時計の読み方、あの手この手」を参照ください)、生活の中で自然と時計を見る機会を増やそうと考えました。

 ではどんな時計にするか。針によるアナログ時計とデジタル表示が並置されているものを探そうと思いつきました。どちらか片方の読み方を覚えれば、苦手な方の読み方を補完できるのではないかと考えたからです。早速、ネットで調べ始めました。ところがこうしたタイプの時計、驚くほど種類が少ないのです。デジタル表示が付いているものは、ほとんどが月日の表示か温度湿度の表示で、時分の表示のものはなかなか見つかりません。考えてみれば、時計の読み方をすでに知っている人ならば、アナログで時刻が分かれば、わざわざデジタルで時刻を確認する必要はなく、別の情報が表示された方が便利です。それでも諦めず、数百の時計をamazon楽天で調べたところ、ついに見つけました! しかも悠平が思わず見たくなってしまうミッキーマウスの時計です!

【写真説明】実はこれ、時計部分の直径が約5センチと小ぶりなカー用品でした


 枕元に時計を置き、悠平を呼ぶと、こちらの目論見通りニコニコしながら時計を見ています。療育ではアナログ時計の読み方を繰り返していましたが、すでに数字が読める悠平にとってはデジタル表示の方が分かりやすかったようです。寝る前には「8じ45ふん、46ぷん…」、なかなか寝付けないとバックライトをつけて、もう一度時計を見て「9じ3ぷん」と読んでいます。

 トイレトレーニングの時にも、なかなか紙オムツから布パンツに移行できなかった悠平に、ディズニー・アニメ『カーズ』のキャラクターが描かれた「思わずはきたくなるパンツ!?」を見せると自分からはくようになった経験がありました。今回もこれに倣って「思わず見たくなる時計」で時計に慣れていってほしいなぁと思っています。