2学期のスタートは、空も瞳もどしゃぶりで…

妻(yuheimama)です。9月2日(月)から、2学期がスタートしました。夏休みの最終週、自宅の週間スケジュールボードに「9がつ2にち がっこう かく」とリクエストしてきた悠平。「学校、楽しみ?」と尋ねると、「たのしみです!」と元気な返答。これなら新学期のスタートはスムーズだろうと安心していました。ところが、8月30日あたりから「がっこう いかない」と言いはじめ、初日の9月2日にはかなりの抵抗がありました。

まず、朝起きると「はなが グズグズするから がっこう おやすみ」と、全然鼻はグズグズしていないのに主張。「じゃあ、学校から帰ってきたら病院行こうか」と答えると、今度は「フラフラするから がっこう いかない」と方針変更。ついに仮病まで使うようになったかと感心する一方で、ここで休ませたらズルズル休みかねないと、こちらも引くわけにはいきません。yuheipapaが「学校頑張ったら、日曜日にバスに乗りに行こうか」とお楽しみを提案。それでなんとか「いく」と言うまでに前進しました。

ところが、出勤するyuheipapaを見送ると、いつまでたっても登校準備に取り掛かりません。少しせかして、ようやく玄関に出てきたものの、勇み足です。玄関から引っ張り出して、歩きはじめると、気持ちを切り替えたのかスタスタと歩き始めたのですが、スクールバスの停留所が見えると足が止まってしまいました。何度か腕を強く引っ張って、停留所に着いたものの、私に抱き付いて離れません。スクールバスが到着すると「いかない いかない」「おやすみする〜」と、目をぎゅっとつぶって涙がポロポロ。台風の影響か、雨足も急に強くなり、ずぶぬれになりながら添乗員さんと二人がかりで悠平の上半身と脚を持ち上げて、座席まで運び入れました。

悠平の辛そうな表情が目に焼き付いて、無理に乗せてしまってよかったのだろうかと、こちらも胸が締め付けられる思いでしたが、バスが一緒のママたちに「はじめは仕方ないよ」「あれでよかったんだと思うよ」と励まされて、家に帰りました。始業式を終えた悠平は、「ないちゃって ごめんね〜」と言いながらバスを降り、無事帰宅。連絡帳には、朝は涙目でバスを降り、朝の準備もスローペースだったものの、始業式が始まるころには元気になっていた様子が書かれていました。午後、心配したyuheipapaからも電話があり、状況報告。何とか初日を乗り越えました。

今のところ、毎朝「のらない のらない」と叫ぶ悠平をバスに運び入れ、今朝はついに膝がガクガクしてきましたが、1学期もしばらくするとすんなりバスに乗れるようになったので、それまでの辛抱と思ってこらえています。1カ月以上ある夏休み、休み中も大変でしたが、休み明けもまた大変。もう少し短くならないかなぁと、ついボヤいてしまう母でした。