yuheipapaです。
この秋も、休みの日は悠平と「父子乗り鉄と巡礼」に出掛けました。西国三十三所から始まった寺社巡りですが、三十三所の二巡目を終えてからは、関西暮らしの間になるべく多くの寺社を訪ねておきたいと思うようになり、三十三所の三巡目と並行して、悠平と２人であっちこっちと出掛けています。
古い仏像や建物ばかりではなく、いつごろからか、四季折々の花や草木を楽しむようにもなりました。これはわたし自身にとっては大きな変化です。以前は春の桜にも秋の紅葉にも、まったく興味がありませんでした。たまたま目に留まれば「きれいだ」とは思っても、わざわざ出かける気にはなりませんでした。悠平が生まれる以前は、yuheimamaにも「花は食えない」と言ったりしていました。今は、心がやすらぐもの、自然が育んだ美しいものを見るのが楽しみになりましたし、そうしたものを悠平にもたくさん見せてやりたいと思うようになっています。
しかし悠平はと言えば、お出かけの一番の関心はやはりどの電車に乗って、どのバスに乗るかのようです。わたしが今度はこの寺に行きたいなあと思って「悠くん、あしたは京都に行って市営バスに乗ろうか」と言っても、悠平の関心と一致しない時には、即座に「いや！」「乗りません！」と拒否。「あしたは京都バスがいい（※「京都市営バス」とは違う「京都バス」という会社があるのです）」とリクエストが出れば、仕方がないので京都バスで行ける寺社を探して計画の練り直しです。それでもやはり悠平も寺や神社に行くのは大好きで、いつもわたしが教えた通り、手を合わせて「ぼくの頭を楽にしてくださーい」と声に出してお願いしています。わたしもいつも心の中で、悠平が将来、この社会で彼なりの居場所を見つけ、彼なりに社会貢献ができるように、とお願いしています。
以下は、悠平と一緒に訪ねたこの秋の紅葉のスケッチです。
【京都・嵯峨野 愛宕（おたぎ）念仏寺】
【京都・嵯峨野 化野（あだしの）念仏寺】
【京都・嵯峨野 滝口寺】
【京都 永観堂】
【京都 南禅寺】
【京都・山科 毘沙門堂門跡】
【京都・西山 光明寺】
【京都・長岡京 長岡天満宮】
【奈良・初瀬 西国第八番 長谷寺】
【奈良・多武峰 談山神社】
悠平は月曜日から金曜日は学校です。１年生は給食が終わるとスクールバスで帰宅。yuheimamaは午後1時半には迎えに行かなければなりませんが、週に１日だけ、午後も学校の日があります。先日のその日、前日が夜勤で帰宅が未明だったわたしも出勤をちょうど悠平の帰宅と入れ違いになるように調整して、午前中、yuheimamaと二人で京都の東福寺へ紅葉を見に出掛けました。ふだんは悠平の世話に追われ、わたしと悠平が休日に出掛けている間は家事を片付けたり、休養に努めたりで、なかなかのんびりした外出もできないyuheimamaに、せっかく近くに住んでいるのだから京都の紅葉を見せてあげようと思いました。
京都の紅葉の名所はたくさんありますが、中でも東福寺は有数の知名度とあって、平日の午前中というのに驚くほどの人手でした。余りの人の多さで、のんびりと、という雰囲気ではありませんでしたが、有名な通天橋からの紅葉の雲海の眺めなどを堪能しました。
【京都 東福寺】
