ガンピーさんカード パート2

妻(yuheimama)です。夏休みも中盤に入り、夏休み前に用意しておいた家庭学習用の教材も底をつき始めました。そこで、課題の達成具合や悠平の希望を取り入れて、新しい教材を作りました。その一つが「ガンピーさんカード パート2」です。「ガンピーさんカード」とは、以前のエントリーで紹介した「てにをは」学習用のカードです(「夏休みがはじまりました」を参照ください)。これら16枚のカードを何度も繰り返し、なんとか全問正解できるようになったので、今度は「因果関係カード」を作りました。

表面=原因
裏面=結果

最初は、表面に書いた「何が起きたか」を説明させ、次に「では、どうするか」を答えさせます。これに正解できたら、今度は裏面を先に見せて「どうして、これをしているの?」と行為の理由を考えさせます。やってみると、最初の「原因→結果」は比較的よく答えられるものの、「結果→原因」の説明では答えに詰まることが多いのです。

自閉症児・者は因果関係を理解するのが難しいといいます(「悠平、因果関係を語る」を参照ください)。これは障害特性なので、因果関係をどこまで確実に理解できるかは分かりません。大好きなガンピーさんのカード学習によって、出来事と出来事の関連性を感じ取り、悠平自身の生活場面や表現力に結びついてくれればと考えています。