放課後等デイサービスに再挑戦!

妻(yuheimama)です。福祉サービスの一つに、障害児対象の放課後等デイサービスがあります。これは放課後や夏休みなどの長期休業中に、一人で外出したり友達同士で遊んだりすることに困難や不安のある障害児を対象に、事業者が遊びや療育、生活支援を提供するサービスです。

一昨年、大阪在住時に悠平は放課後デイに通い始めたものの、途中で行かなくなってしまいました( 「あぁ、幻の放課後デイ」を参照ください)。そうした経緯があり、さらに今年は転校という大きな出来事があったので、学校に慣れることを最優先に、すぐに放課後デイに行かせようとは考えていませんでした。それでも、どのような事業者がどこでどのような放課後デイを展開しているかはチェックしていました。残念なことに近隣の施設はすでに定員いっぱいであったり、新設の施設は遠方で送迎がなかったりと、条件に合うところがなく、放課後活動の幅を広げることが課題になっていました。

そんなある日、同じく放課後デイを検討していたママ友から、完全送迎の施設が近隣にオープンするという情報を教えてもらいました。大阪で行かなくなったことが気掛かりではありましたが、まずは見学と思い、アポをとりました。新しい施設だけに、施設は清潔で安全面の配慮も行き届いていました。スタッフの方々も学校と家庭と連携して運営していこうという方針がしっかりしていて、こちらの意見や質問にも真摯に対応してくださいました。私自身はここなら安心して預けられるという気持ちになったので、あとは悠平の気持ち次第だと思いました。

まずは「放課後デイ」という言葉が悠平には得体の知れないものかもしれないと思い「新しいプレイルームができたから、見に行ってみようか」と誘ってみました。悠平の学校には体育館のほかにプレイルームがあるので、この言葉を使えば楽しいところというイメージを持つのではないかと思っての声がけです。悠平は「新しいプレイルーム!」とうれしそうに快諾。これでなんとか悠平を施設見学に連れて行くことができました。見学は土曜日にアポを取り、先日更新したサポートブックを持参し、yuheipapaも同行(サポートブックの更新については 「サポートブックを更新中」を参照ください)。施設内で遊んだり絵本を読んだりして、落ち着いてきたタイミングで、放課後デイに通うことになった場合のスケジュールを示しました。「スクールバス→学校→施設の車→施設で遊ぶ・おやつ→施設の車→家」という具合に、写真とイラストで見せると、「いや〜」と言いだしたので、こちらはドキドキ。そこでyuheipapaが機転を利かせて、実際に送迎に使う施設の車を窓越しに見せてやりました。乗り物好きの悠平に、これは効果てきめん! 「車に乗るよ〜」と行く気満々になり、無事、申し込むことができました。

見学から申し込みに至るまで、経過を学校の担任の先生にも連絡帳を通じて逐一報告。学校でも「楽しそうだね」等々、盛り上げてくださいました。放課後デイ初日は、学校でも「車に乗るよ」と何度も先生やお友達に言って回って興奮気味だったようで、帰宅した後も「楽しかった〜。おもしろかった〜。また車に乗るよ!」と繰り返していました。

ようやく悠平にも、自宅以外に楽しめる場ができ一安心。学校とはまた違った環境で、遊びながらいろいろと学んでいってほしいと思います。