ST課題「季節のもんだい」

妻(yuheimama)です。悠平は少し前から、STの課題として季節の問題に取り組んでいます。これは、春夏秋冬のそれぞれの季節に見られる食べ物や植物や虫、行事などを覚えることを目的としています。

自閉症児・者は興味・関心の持ち方が狭いため、こうした一般常識的な知識も教え込んでいかなければいけません。幸い悠平は絵本に親しんできたので、知らないことを図鑑や絵辞典で調べることには抵抗がないようで、毎回一緒に調べながら宿題に出されたワークシートに取り組んでいます。ワークシートに取り組む際に重宝しているのが『きせつの図鑑』と『にっぽんの図鑑』です。

きせつの図鑑 (小学館の子ども図鑑 プレNEO)

きせつの図鑑 (小学館の子ども図鑑 プレNEO)

 
にっぽんの図鑑(小学館の子ども図鑑プレNEO)

にっぽんの図鑑(小学館の子ども図鑑プレNEO)

この2冊でカバーしきれない動植物などについては、『植物』『昆虫』『鳥』などのそれぞれの図鑑で調べます。もちろん、1回やれば覚えられるというものではないので、少しずつ知識をインプットしながら、日常生活で見聞きする機会のある行事や祝日、花や虫などとリンクさせるよう意識しています。

この季節の課題、季節感が薄くなり、手作りしなくても何でも買える昨今では、大人がやっても唸ってしまう問題が少なくありません。梅から梅干を作る手順や、田植えや稲刈りの時期などは、私自身がうる覚えで、本で確認しなければ正確に答えられませんでした。ネット書店での『きせつの図鑑』の口コミに、「大人も勉強になる」といったことが書かれていましたが、全く同感。悠平と一緒にyuheimamaもお勉強です。