夏休みの家庭療育・学習を振り返って

妻(yuheimama)です。早い学校では、すでに2学期が始まっているようですが、悠平の通う学校は9月1日が始業式です。夏休みも残りあとわずか。この夏の家庭療育・学習を振り返ってみたいと思います(夏休みの取り組みについては「夏休みの家庭療育・学習」を参照ください)。

簡単そうに見えて、空間認知力の弱い悠平にとってはなかなか手ごわかった図形を使ったパズルや点描写。悠平の試行錯誤の仕方を見ていると、斜めの線が難しいらしく、パズルの三角形の位置がよく分からなくて嫌そうに声をあげたり、点描写でも迷った跡が線に出ていましたが、少しずつ上達したように見受けられます。

目と手の協応の課題として取り組んだブロックは、上に積み上げていく組み立て方は簡単にできても、写真の魚のように横につなげたり、ショベルカーのように下にくっつけたりといった新しい作業には戸惑っていました。それでも、最後のショベルカーは乗り物好きな悠平のこと、自分から操縦士を乗せたいと希望して、見本より大きなショベルカーを完成させて、楽しそうに走らせた後、部屋に飾っていました。悠平に作れそうなものをと、「あぁでもない、こうでもない」と黙々とブロックに取り組み、手順書を作った母の苦労も報われました(笑)。
 
左からスイカ、船、魚                花、りんご、ショベルカー

操縦士が乗ったショベルカー

ひらがなの練習は継続中です。ドリルで取り組んでいるクロスワードや読み取りの回答を、自力で書こうとする場面も見られるようになり、まだまだ練習は必要ですが、苦手意識が軽減され、意欲的になってきたように感じられます。

算数では、具体物を使った1ケタの足し算引き算に慣れてきたので、最近ではより抽象的なタイルを使った計算を始めています。5の固まり、10の固まりが目で見て分かるように、5マスを2段つなげたシートを厚紙に書いて使っています。

夏休みなど、集中的に学習できる期間を通じていつも思うことは「継続は力なり」です。夏休み、もう一頑張りして、2学期以降も学習量を調節しながら、無理のない程度に続けていきたいと思います。

【おまけ】学習の後のお楽しみは、絵本作りです。「ガンピーさんのものがたり」がファイルで3冊、300ページを超え、一段落。この夏は、絵本『バーバパパ』に登場する、なぜかバーバママが主人公の「バーバママのものがたり」が始まりました。夏休みの終わりが見えてきた先日、早くも次なるお楽しみのクリスマスのお話を作りました。