初めてのお泊まり

妻(yuheimama)です。先日、悠平の学校では小学部4年生を対象とした宿泊学習が行われました。1泊2日の日程で学校内に泊まりしました。

悠平は何日も前から大張り切り。同級生と一緒に買い出しに行き、カレーライスを作って食べ、お風呂に入り、花火をやって、クラスのお友達(悠平のクラスは全員男子)と布団敷きをして一緒に寝ました。後日、先生に伺ったところ、悠平は「みんなと一緒にお風呂にはいるんだね」「みんなと一緒に寝るんだね」と、期待感を口にし、実際、とても楽しんでいたとのこと。楽しみながら、よい体験ができました。

2日目に学校へ迎えに行くと、「楽しかった」「頑張った」と自信をつけた様子。さらに驚いたことに、自分が学校に宿泊した日について「お父さんとお母さんは、何してた?」と聞いてきました。私は驚きながら「○○にご飯を食べに行ったよ」と答えました。というのも、自閉症児にとって、自分が関わっていない時空での他者の行動を想像するというのは、非常に難易度が高いことなのです。クリニックでST(言語)に通っていた際、「こればっかりは、絵本の読み聞かせではできるようにならないのよ。体験を積まなければ」と言われ、以後、頻繁に「今日、悠君が学校に行っている間に、お母さんは○○をしたんだよ、○○に行ったんだよ」と話しかけていました。宿泊体験に加え、認知面でも一歩前進したようで、とてもうれしく思っています。

さて、悠平がお泊まりして丸1日解放された母。映画を観て、展覧会に行き、yuheipapaと食事に行って、羽を伸ばしまくりました。ママ友からも「10年ぶりに○○した」という話を聞きました。来年以降も予定されている、宿泊学習。親子ともども、よい体験をしたいものだと、早くも期待しています!