ちょっと驚いたことなど

 妻(yuheimama)です。前々回に紹介したラッピング電車(「学習を暮らしに生かす~悠平のラッピング電車」を参照ください)。1カ月以上たった今もブームが継続しています。悠平は次々と新しいテーマを設定し、ラッピングを楽しんでいます。手持ちのプラレールには数に限りがあるので、新しいラッピング車両を作るには、古いラッピングをはがして張り直さなければなりません。私が一生懸命作ったラッピングを、何のためらいもなくビリビリとはがして捨てる悠平の姿に、「あぁ、私の努力が消費されている…」と少々切なく感じています。

 それはさておき、最近、悠平との会話で驚いたことが2回ありました。

その1)
悠平「お母さんは何年生まれ?」
母「1970年生まれだよ」
悠平「何年前?」
母「47年前」
悠平「ずいぶん前だねぇ」
母「…」

 確かにずいぶん前です。自覚しています。でもまさか、悠平に指摘されるとは! 時間の感覚が育ったのだとうれしく思った半面、トホホな気分になりました。

その2)
 11月の学校行事・フェスタでは、舞台発表に神様役で登壇。白い衣装に黄金の冠といういでたちで、セリフもばっちり、重責を果たしました。発表後、教室では歓談と写真撮影を行いました。悠平は私に、クラスメイトのH君と一緒に写真を撮ってほしいとリクエスト。H君との2ショットを写真に収めると一言。「H君とは小さいときも一緒だった」。

 実はH君とは、4歳のときに福祉センターの療育グループで一緒でした。以前、悠平に「覚えている?」と尋ねた際には、「分からない」と言っていたのですが、同じクラスで日々を過ごすうちに思い出したようです。自発的に過去の振り返りができるようになったこと、そしてお友達を意識できるようになったことに、驚くとともに成長を感じました。

 最近、悠平と二人で歩いているとママ友や近所の方から「あれ? 身長、抜かされた?」と聞かれることが増えてきました。体が大きくなるとともに、内面も育っているのだと感慨深くなった秋の終わりでした。