ラーメン開眼

 yuheipapaです。
 悠平は食べ物については保守的で、以前は味や舌触りが分かっている食べ慣れたものしか口にしようとしませんでした。それが最近は、わたしが「チャレンジしよう」と言いながら勧めたら、とりあえず一口かじってみる、ということが増えてきました。そうやって食べられるようになってきたものの一つはラーメンです。
 以前の記事で紹介しましたが、今年春に千葉県君津市に九州ラーメンを食べに行った際には、当初は悠平もラーメンにチャレンジしてみるつもりでいたのですが、結局は食べ慣れたチャーハンになりました。

yuheipapa.hatenablog.com

 ラーメンへのチャレンジはそれから間もなくでした。西武池袋線沿線のお寺を訪ねに出掛けたある日曜日、昼食を練馬区の江古田駅前で取ることとしました。実は江古田にはわたしが大学生のころに気に入っていたラーメン屋さんがありました。何十年ぶりかで訪ねてみたのですが、駅前の一角にお店は健在。味も舌の記憶と寸分の違いもありませんでした。この店のラーメンはスープは薄口の醤油味ですが、大量のイリコから出る魚介風味が最大の特徴です。これが和の風味が大好きな悠平には良かったのでしょうか。悠平には別に半チャーハンもあったのですが、お椀に麺とスープ、一切れだけ入っていたチャーシューもつけて取り分けてやると、黙々と食べました。「おいしい?」と聞くと、返ってきた言葉は「おいしい」と一言だけでしたが、箸を止めずに一気に食べたところを見ると、気に入ったようです。
 その後も外出中の食事では時折、中華系のお店に入り、わたしがラーメンを頼んで悠平に取り分けるようになりました。いずれも悠平は「おいしい」と言って食べていますが、最初に食べた魚介風味の一杯は特に気に入ったようです。江古田のこのお店の支店と言えばいいのか、同じ店名でメニュー構成やラーメンの特徴が全く同じ店がJR中央線の高円寺駅近くにあるのをネットで見つけました。ちょうど、高円寺で昼食を取る外出計画を立てているときでした。悠平に「この間のラーメン屋さんと同じラーメンがあるよ」と言うと、「ここがいい」と二つ返事。ほかにも悠平が好きなカレー屋などもあったのですが、迷うことはありませんでした。初回と同じように、ラーメン一杯を2人で取り分けで食べ、悠平はほかに半チャーハンも。悠平はやはり無言で箸を動かし、満足した様子でした。
 実は、わたしは体重など健康面の理由から、ここ数年はラーメンは控えるようにしていました。悠平に分けてやることで、わたしの食べる量を減らすことができます。父子で一杯のラーメンを分け合って、ともに満足ですが、いずれ悠平もちゃんと1人前を食べるようになるでしょう。その時にわたしはどうするか。ちょっとした悩みになっています。

 以下は、これまでに悠平が食べたラーメンの一部です。

【江古田のラーメン】
 記念すべき一杯です

f:id:yuheipapa:20180626091249j:plain

【高円寺のラーメン】
 江古田のラーメンとまったく同じです 

f:id:yuheipapa:20180626091427j:plain

【自宅近くの中華屋さんのラーメン】
 鶏ガラスープの東京ラーメン。麺がおいしい 

f:id:yuheipapa:20180626091531j:plain

 悠平に取り分けです。チャーシューは食べますがナルトはいつも「いらない」

f:id:yuheipapa:20180626091710j:plain

 タンメンも「おいしい」と言って食べました

f:id:yuheipapa:20180626091757j:plain