ついにハードルを越えました~悠平の心配事・完結編

 妻(yuheimama)です。先日、夜に突然発熱してしまいました。生活習慣へのこだわりが強く、スクールバスのバス停送迎は、母でなければ対応できない悠平は焦りました。前回、私が発熱した5月、次に母の具合が悪くなったときには父(yuheipapa)とバス停に行くと念書にサインしていたからです(詳しくは「悠平の心配事」を参照ください)。

 翌朝、体調不良ながら朝食の用意をしていた母の側に来て、「大丈夫?」と心配(母の体調ではなく、自分の送迎を心配)。「つらいからお父さんと行ってくれる?」と聞くと、「イヤ~」と顔をしかめています。その後、yuheipapaと悠平の攻防が始まりました。

yuheipapa「お父さんと行こう」

悠平「イヤ!」
yuheipapa (念書を見せて)「悠君、自分でサインしたでしょ」

悠平「…」

yuheipapa「お母さんが死んじゃってもいいの?」

悠平「ダメーーー!!」

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5月にサインした念書

 どうなることかと思いましたが、食卓に着くと、悠平は自分から「お父さんと一緒に行くよ」と言い出しました。「ありがとう~、助かるよ~」と母。yuheipapaと悠平を見送り、朝食の片づけをした後、スマホ片手に横になりました。バス停で一緒のママ友たちにLINEで連絡を入れたところ、皆さんから「悠平君、落ち着いてるよ。お大事に」と次々にコメントをいただきました。

 帰宅後、「悠君がお父さんと行ってくれたから、お母さん、その間に休めてとても助かったよ。ありがとう」と伝えると、本人も「頑張った!」と自信がついたよう。「もうすぐ卒業だしね。もうすぐ中学だしね。中学生になったら一人通学するよ」と意欲を見せてくれました。

 その夜、入浴中の悠平は大きな声で自問自答をしていました。「お父さんとバス停に行ったのはなぜでしょう? 1.これからお父さんと行くから 2.お母さんが具合が悪かったから。答えは1。ブブー、残念。2番でした」。思わず笑ってしまいましたが、同時に、悠平は自分の中で一生懸命、折り合いをつけているんだろうなぁと感じました。

 頑張った、悠平! もう、体温計の電子音に反応して、「何度何分?」って、わざわざトイレのドアを開けてまで気にしなくて大丈夫だよ。でもまた、お母さんの具合が悪くなったらよろしくね。 

 小学校卒業前に大きなハードルを乗り越えました!