小学校を卒業しました

 yuheipapaです。
 悠平が特別支援学校小学部を無事に卒業しました。
 卒業式にはわたしもyuheimamaと一緒に参列しました。式は中等部と合同で、卒業生一人一人が校長先生から卒業証書を受け取りました。悠平は順番が来ると自分の席からステージの下までしっかりした足取りで歩き、ピシッと気を付けの姿勢を取って待機。ステージに上がって名前を呼ばれると、わたしたちがちょっとびっくりするくらいの大きな声で「はいっ!」と返事をして演台の前まで進み、きちんと礼をして証書を受け取りました。
 卒業式の校長先生の話も印象に残る内容でした。「これから皆さんは、夢中になれるものを見つけてください」「皆さんは挑戦するチャレンジャーです」との言葉に、わたしも心の中でうなずいていました。
 在校生の送る言葉と送る歌、卒業生の別れの言葉の後は、在校生と卒業生が全員で「BELIEVE」の合唱。悠平はあっけらかんとしているのに、親のわたしの方が感極まって何度も涙をぬぐいました。
 思えば、小学校に入学したのは、わたしの転勤に伴い大阪・高槻に住んでいたときでした。わずか1年で東京に転校となり、戸惑うことも少なくなかったはずですが、がんばって乗り越えてくれました。この6年間でパニックはほとんど見られなくなり、悠平なりに気持ちのコントロールの仕方も身に着いたようで、その成長ぶりにはあらためて驚かされます。
 4月からは同じ学校の中学部に進みます。3年後にはおそらく、別の支援学校の高等部に進むことになると思いますが、その時までには将来、どの程度の仕事ができるのか、事実上決まってしまうようです。中学生の3年間の過ごし方は今まで以上に重要なようです。悠平が社会に居場所を見つけられるように、親も一緒に歩んでいこうと思います。

 卒業式の翌日、千葉県内のわたしの両親の墓にお参りし、悠平の卒業を報告しました。その足で房総半島の南房総市・千倉温泉へお祝いの家族旅行に行ってきました。
 館山市にある安房の国一宮の安房神社ではちょうど桜が咲き始めたところでした。

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 房総半島最南端の野島崎では、悠平が好きな灯台にも上り、雄大な景色を楽しみました。

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 灯台のすぐ横にある白浜海洋美術館には、房総の網元が大漁の年に漁師たちに記念に贈ったという「万祝(まいわい)」と呼ぶ晴れ着が何着も展示されていました。派手な柄と色彩が見飽きませんでした。悠平も試着して記念撮影しました。

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