梅雨の時期の楽しみ~アジサイ2019

 yuheipapaです。東京は梅雨の真っ最中。雨の日は気分も沈みがちですが、この季節にも楽しみはあります。この数年、悠平と2人で梅雨時の休日にはあちこちにアジサイを見に行っています。ことしのアジサイの写真をスケッチ風にまとめてみました(写真は特に注記がないものは、悠平ではなくわたしが撮っています)。

【多摩川台公園:東京都大田区】
 ことし最初にアジサイを見に行ったのは、東急東横線多摩川駅からすぐの多摩川台公園でした。近くの多摩川浅間神社のお参りのついでに足を伸ばしました。この公園は都内のアジサイの名所の一つですが、とはいえ時期はようやく5月の下旬に差し掛かるころで、早咲きのガクアジサイがちらほらと咲き始めたところでした。古墳を中心に造成された広い公園で、池にはスイレンも咲いていました。
 実は多摩川浅間神社は境内から東横線の鉄橋を行き交う電車がよく見え、鉄道趣味方面でも有名です。電車が大好きな悠平のお気に入りの場所の一つです。映画「シン・ゴジラ」では、ゴジラの東京侵入を阻止しようとする自衛隊のタバ作戦の指揮所が置かれました。

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【無量寺:東京都北区】
 東京には御府内八十八カ所という巡礼霊場があります。弘法大師・空海ゆかりの四国八十八カ所をなぞった霊場です。去年からゆっくりとしたペースですが、悠平と2人で巡っています。そのうちの一つ、東京メトロ南北線西ケ原駅に近い無量寺は、境内が緑豊かな庭園のようでとても美しく、東京にこんな場所があったのかと、ちょっと驚きました。本堂に賽銭箱はありませんが、代わりに托鉢のタヌキが立っていたのがユニーク(この写真は悠平が撮りました)。西洋アジサイはうっすらと色付き始めたころで、それもまた風情を感じました。季節を変えて、再訪したいと思うお寺でした。

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【東急世田谷線と豪徳寺:東京都世田谷区】
 6月に入ってアジサイの色付きも進んできたころ、東急世田谷線の沿線を巡ってみました。線路沿いにもアジサイはけっこう目に付きます。電車とアジサイの写真は始発駅(終着駅)の三軒茶屋駅近く。目青不動尊の通称で知られる最勝寺の山門前です。
 実はこの日は、復活した招き猫電車が目当てだったのですが、残念ながら運行はお休み。写真の招き猫電車は別の日に撮影したものです。

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 さて、電車に乗って、その招き猫で知られる豪徳寺へ。数は多くはありませんが、きれいなアジサイが咲いていました。サツキもきれいでした。奉納の招き猫は相変わらずたくさん。ちょっと変わった1匹もいました。わたしはちょっとお願い事があったので、招き猫の絵馬を奉納しました。

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【池上妙見堂:東京都大田区】
 東急池上線の池上駅が最寄りになる池上本門寺は、日蓮が生涯を終えた場所として日蓮宗の大本山になっている大きな寺です。以前、寒い時期だったと思いますが、その広い境内を歩いていて、妙見堂というお堂に行き当たりました。境内のそこかしこにアジサイが植えられており、アジサイの季節には見事な眺めになるだろうと感じたのを思い出して、訪ねてみました。期待に反せず、見ごたえがありました。

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【高幡不動尊・金剛寺:東京都日野市】
 京王線の高幡不動駅から徒歩数分。一般に高幡不動尊の呼び名で知られる金剛寺は、広い境内に五重塔や小高い山もあり、春の桜、秋の紅葉とともにアジサイが有名です。見ごろが真っ盛りの6月中旬に悠平と訪ねました。通算では4、5回目になるでしょうか。
 いろいろな種類のガクアジサイ、ヤマアジサイが咲き誇り、さながらアジサイ図鑑のようでした。いちいちの名前までは控えてきませんでしたが、それにしても一口にアジサイと言っても、いろいろな種類があるものだと感心しました。
 青モミジもきれいで、紅葉の時期には東京とは思えないような見事な眺めになります。それぞれの季節に見ごたえがある、お奨めの寺です。

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 悠平が撮った写真も2枚、アップします。2枚目の写真はたまたまかもしれませんが、花への光の当たり方が何ともいい具合なのですが、惜しいことに背景によその人の体が写り込んでしまいました。たぶん、花にレンズを合わせるのに夢中で、周囲の状況には注意が向かないのかもしれません。でもそんなことは親の勝手な理屈で、悠平がきれいだと感じた花をきれいに撮ることができた、ということが大事なのだと思い直しました。

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【番外編:小石川後楽園のハナショウブ】
 東京ドームの隣り、東京都文京区の小石川後楽園は水戸徳川家が作った庭園です。6月の中旬に差し掛かるころ、ハナショウブが見ごろでした。
 庭園は7万平方メートルの広さがあり、やはり春の梅、桜、秋の紅葉など季節の風物が楽しめます。

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