春から梅花女子大大学院の個別療育に通います

 妻(yuheimama)です。もうすぐ東京・世田谷区から大阪・高槻市に転居して1年になります。転居に際しては、主人の通勤圏内での悠平の幼稚園と療育機関探しが最重要課題でした(2011年1月24日「大阪に転居します」)。幸運なことに、悠平にぴったりの幼稚園に巡り合い、自閉症療育センターwillでの療育に通うことができました。willでの療育は1年間、来月で終了します。そこで、昨年末から来年度の療育機関を探し始めました。

 まず問い合わせたのは高槻市内でグループ療育を実施している児童デイサービス提供機関です。12月末に療育体験をし、療育内容や事務的な事柄の説明を伺いました。グループは5〜6人だったでしょうか。グループに入った悠平は、しばし「ここはどこ? 私は誰?」状態で、呆然と立ち尽くしていました。時間とともに慣れたのか、少しみんなと一緒に動くことができたものの、最後まで不安げな様子でした。そちらの機関でもwill同様、療育希望者が多く、若干の待機期間があるとのことでした。悠平の不安げな様子が少し気にかかったのですが、市内にはほかに療育機関がないこともあり、申し込みをして先方からの連絡を待つことにしました。

 ちょうど同じころ、willから大阪・茨木市にある梅花女子大学大学院心理・教育相談センターで来年度の個別療育とグループ療育の募集を行うことをお知らせいただきました。個別療育は隔週1回1時間で、willと近い療育内容とのことでした。先のグループ療育での悠平の不安げな様子が気にかかっていたことと、willでの個別療育と家庭との連携による効果を実感していましたので、個別療育というのは魅力的です。自宅からの行き方を調べると、電車と大学のスクールバスを乗り継いで約1時間。悠平は乗り物好きなので、途中でパニックさえ起こさなければ、通えない距離ではありません。そこで年明け早々に申込書を送付し、2月8日に私と悠平の二人で面接に伺いました。約1時間半の面接で、成育歴やこれまでの診察・療育の経過、悠平の現在の発達状態や日常での問題点をお話ししました。後日電話をいただき、3月中に発達検査をして、4月下旬〜5月上旬に療育をスタートすることになりました。まずは一安心です。高槻市内の児童デイサービス機関にはその後、申し込み取り下げの電話をしました(関係者の皆さま、お世話になりました)。

 悠平は大学のスクールバスが気に入ったようで、そのご何度も「スクールバス! スクールバス!」と連呼。早速、ホワイトボードのスケジュール用にスクールバスのアイコンを加えました。来年度も楽しく療育に通えるよう、工夫していきたいと思います。