妻(yuheimama)です。悠平の通う療育園でも夏休みに入りました。園から「夏休みに小さくてもいいから何か一つ目標を立てて取り組んでください」とお話があり、何にしようか考えました。はじめはお手伝いを一つと考えたのですが、どんなお手伝いにするか決めあぐねているうちに夏休みが始まってしまい、結局安直ながら「毎日おべんきょうをする」という目標にしました。ここ数カ月の梅花での療育と家庭療育で、カタカナにも慣れ始め、数量の理解も当初の「1〜5」を超えて「10」まで進んできました。夏休みはこれまで学習したひらがな・カタカナ、数字・数量を少しずつ活用できるようにガイドしていきたいと思っています。そこで考えたのが、「すごろく」と「日記もどき」です。
すごろくは、サイコロの目を読んで、その数だけ駒を進めなくてはなりません。市販のすごろくでは所どころに「2コマすすめ」「1コマもどれ」などの指示が書いてあり、今の悠平にはちょっと複雑です。そこで、単純にサイコロの目の数だけを進むすごろくを作ってみました。サイコロの目がいくつなのかをいったん確認するように、数字の指示書つきです。
ちなみに今回キャラクターとして登用したのは、悠平お気に入りの絵本「コんガらガっち」シリーズの主要キャラクター「いぐら」「たらす」「きくい」です。いぐらはイルカとモグラがこんがらがってできた生物、たらすはタコとカラスがこんがらがってできた生物、きくいはキリンとありくいがこんがらがってできた生物です。
- 作者: ユーフラテス
- 出版社/メーカー: 小学館
- 発売日: 2009/03/18
- メディア: 単行本
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また、すごろくをした夜には「日記もどき」にも挑戦しました。悠平自身が文章を書けるわけではないので「もどき」としているのですが、「いつ/どこで/だれが/何をした」かを、あらかじめラベルシールに書いて用意し、悠平と一緒に1日を振り返りながらシールをはって文章を完成させます。
悠平の表出言語は現在3語文程度ですが、いわゆる5W1Hの要素を少しずつ理解し、思考の構築やコミュニケーションに生かしていけるようにと考えてみました。また、悠平は「何」「どれ」という疑問詞は理解していますが、「いつ」「どこ」「だれ」はまだ分かっていないので、毎日読み上げながら確認する作業をしていきたいと思っています。