視覚支援で行事をクリア!――楽しかった親子遠足

 妻(yuheimama)です。10月10日(水)に療育園の親子遠足で万博記念公園に行ってきました。悠平は以前、主人と2人で行ったことがあるので、行き先のイメージは名称を聞いただけでつかめているようでした。

 いつもと違うこと(=行事)が苦手な上に、園のみんなと同じバスで往復する遠足。未だに園バスで通園できていない悠平が、保護者同伴とはいえ、園の先生やお友達と一緒にバスに乗れるか不安でした。事前に先生方と相談し、乗降口で小パニックを起こしたらとりあえず乗せてみる、大パニックを起こしたらバスには乗せずに、落ち着いたところで電車で行くか遠足自体に行かないかを悠平に選ばせる、という方針を決めておきました。こうした事前打ち合わせのほかに「さすが療育園」と思ったのが、遠足前に園児に写真入りのスケジュール表を配布して遠足の流れをお知らせくださったことでした。

 悠平は遠足前の数日、写真入りのスケジュールを何度も見返し、流れを把握。しつこいくらいに声を出して「たかつきえきにいって、あおいかんこうバスにのって、ばんぱくこうえんにいって、(中略)あおいかんこうバスにのって、たかつきえきにいって、それからおうちにかえろうね」と確認していました。私もそのたびに「そうだね」と答えて「観光バスには、悠君とお母さんと先生とお友達も一緒だよ」と付け加えておきました。このスケジュール確認が功を奏したのか、当日はみんなの心配をよそに、不安のかけらも見せずにバスに乗ることができました。

 万博記念公園では、クラスごとに記念写真を撮ったり、大型遊具で遊んだり、有料ではありましたがいろいろなタイプの自転車に乗れるサイクリングコースで遊んだりと、楽しいことが盛りだくさんでした。

 持参したお弁当はいつもと同じ、きなこおにぎり、唐揚げ、フライドポテト、りんごです(「お弁当初完食! 秋のミニ遠足」をご参照ください)。天気に恵まれたこともあって、のどが渇いたのか、麦茶をグビグビ飲みながら完食しました。

 終わってみれば1度もパニックを起こすことなく楽しく過ごせた親子遠足。療育園ならではの事前準備と対応に感謝、感謝です! 帰りのバスを降りた後には、自分が乗ってきた乗り物が発車するのを見送る「出発進行ルール」が健在でしたが、これくらいならご愛嬌。担任の先生もなかなか出発しないバスを一緒に見送ってくださって、忘れられない1日となりました。