時計の読み方、あの手この手

 妻(yuheimama)です。入学から1カ月たち、悠平は朝「いかない」とは言わなくなり、バスにもすんなり乗れることが増えてきました。先生が書いてくださる連絡帳にも「楽しそう」「ニコニコしていました」といった表現が増え、悠平が楽しい学校生活を送っている様子がうかがえます。まずは一安心!

 学校に慣れてきたところで、そろそろ家庭療育&学習や習い事などの放課後の過ごし方を考えていかなくては思うようになってきました。家庭療育&学習は、悠平の方から突然「おべんきょうやる」と言いだすことがあるので、準備だけはいつもしているのですが、苦戦しているのは相変わらず「時計の読み方」です。できない課題を毎度出されると、悠平にとっても苦手意識が増すだけだと思うので、しばらくは課題を休んで、日常生活で時間を確認する作業を習慣にしていこうかと思っています。

 そこで考えたのが、悠平が好きなテレビ番組が始まる時間を新聞と時計のイラストで確認するカード。これなら悠平も嫌がることなく、時計の便利さを知ることができるのではないかと思います。実際、悠平もニコニコしながらカードを見て、番組を楽しみにしています。


【写真説明】
毎週火曜日夕方5時半からテレビ東京系で放送中の「トレインヒーロー」。人工知能を搭載した列車がロボットのようになって、ヒーローとして人助けするストーリーです。

特別支援学校のカリキュラムは「ゆっくり、楽しく、着実に」という印象(「ゆっくり、楽しく、着実に――支援学校のカリキュラム」)。「療育も同じかな」と最近、少しだけ肩の力が抜けてきました。