またまた残念、日曜参観

 妻(yuheimama)です。12日の日曜日には、悠平の学校で日曜参観がありました。これまで悠平は療育園で土日の行事があっても「土日はお休み」という習慣を変えることができないからか、参加することができずにいました(「残念!「おたのしみ会」」を参照ください)。今回も参加できるかどうか微妙だなぁと思いながら、視覚支援で事前告知をし、悠平自身も「にちようびは がっこうがあります。げつようびは おやすみです(代休)」と言葉に出し、予定を把握した様子でした。ところが、いざ当日になると「いかない」の一点張り。さまざまな言葉がけで出席を促しましたが、頑強に拒否。悠平が授業を受ける様子を見てみたかった親としては残念でしたが、今回は断念して、学校に欠席の連絡をしました。

 悠平も頭では日曜に学校がある場合もあるということを分かっているのでしょうが、どうにも気持ちが切り替えられなかったのだと思います。土日の行事はこれからもあるので、とにかく「土日に学校に行くこともある」ということを繰り返し知らせて、本人の気持ちの中にある見えないハードルを飛び越えられるまで、粘り強く対応していこうと思います。

 欠席したのは残念でしたが、天気がよかったので家族3人で京都へ寺社巡りに行ってきました。悠平とyuheipapaは毎週のように寺社巡りをしていますが、その間、休養している私が参加したのは実に久しぶり。京都の最高気温は大阪よりも高く28度あり、汗ばむ陽気でしたが、新緑が美しく、心地よい疲労感を感じました。今回お参りしたのは4か所、わら天神宮、金閣寺龍安寺仁和寺です。3つのお寺は世界遺産に登録されていることもあってか外国人観光客も多く、特に金閣寺は大にぎわいでした。私は修学旅行以来の金閣寺で、青い空と新緑に映える金閣寺に大満足でした。

 最後の仁和寺では3人とも歩き疲れ、中でも悠平は「つかれたから らんでん(嵐電)にのろう」と、電車のことばかりしゃべっていました。yuheipapaは「うん、嵐電に乗ろうね〜」と言っては悠平を誘導して、境内をしっかり回り切りました。さすが、慣れたものです。仁和寺を出ると、嵐電御室仁和寺駅が真正面に見え、悠平の疲れは吹っ飛んだよう。ご機嫌で嵐電に乗って、帰路につきました。

 その夜、悠平が寝付いた後、私は本棚から『京都月光浴』という写真集を取り出しました。ストロボを使わず、月の光だけで京都の名所を撮影した写真集です。月明かりの金閣寺龍安寺石庭が映し出され、観光客でにぎわう昼間とは全く異なった表情を見せる夜の光景に、「観光」とは無縁だった時代の本来の寺の姿を見たようでした。

京都月光浴

京都月光浴

 欠席したおかげでいい思い出ができましたが、これは言ってみれば「ケガの功名」。次回の休日通学は25日土曜日の運動会です。悠平が運動会に参加する姿を見たいものだと、やはり思ってしまいます。
【写真は順に、金閣寺竜安寺石庭、仁和寺金堂】



 yuheipapaです。「さすが世界遺産」と感心したのが、金閣寺ご朱印所です。見本のコピーが窓口に置いてあり、「The golden pavilion」の英文表記のほか、墨書も英語の説明がついていました。これなら外国からの観光客の方にも分かりやすいでしょう。