効果てきめん! 子ども部屋の構造化 その2

 妻(yuheimama)です。前回に引き続き、悠平の部屋の構造化について紹介します。今回は細部の工夫について。


 まずはベッド近くのコンセントカバーです。悠平が寝ると、頭のそばにコンセントがあったので、いたずらしないように赤ちゃんのいたずら防止グッズを100円ショップで購入しました。もう小学生とはいえ、何をしでかすか分からないのでリスクヘッジです。


 次は衣装ケースの上の視覚支援グッズです。右側が時間割、左側が学校に持参する持ち物カードです。衣装ケース左のワイヤーラックの上に通学かばんを置いているので、すぐ近くで視覚支援することで、朝の準備をするスペースであることが分かります。


 続いては学習机の構造化。教材を入れるレターケースを仕切としていることは前回触れた通りですが、このレターケースを台に直に置いたのでは上部からパソコンが見えてしまいます。そこで細かいことですが、レターケースの下に箱を置くことによって高さを出し、学習机に向かっているときにはパソコンが見えないようにしました。


 最後は本棚に張った、パーテンション代わりの厚紙です。これによってパソコンに向かっているときには、本の表紙が見えなくなります。パソコンはもっぱら余暇活動のツールなのですが、療育用のDVDを見たり、国語や算数の学習ソフトに取り組むこともあるので、気が散らないように一工夫です。


 悠平の部屋の家具類はできるだけ木製のナチュラル系の色で統一しています。あえて色別にして作業空間を区別する方法もあるかと思いますが、私は落ち着ける空間としての統一感を出したいと思いました。悠平の使い勝手や成長に合わせながら、今後も微調整をして、悠平の頭が楽に過ごせるように工夫していきたいと思います。