「モンスターズ・ユニバーシティ」の後に訪ねた場所

 yuheipapaです。
 先日の土曜日、封切りになったばかりのディズーニー・アニメ「モンスターズ・ユニバーシティ」を悠平とyuheimamaの3人で観てきました。
 ※「モンスターズ・ユニバーシティ」公式サイト
  http://www.disney.co.jp/monsters-university/home.html
 前作の「モンスターズ・インク」(2001年)の主人公、マイクとサリバンの2人のモンスターが出会った前日譚で、タイトル通り舞台はモンスターたちの大学です。
 悠平が前作を初めて見たのは東京に住んでいた3歳のころだったでしょうか。正月の特別番組のテレビ放映をyuheimamaが録画して見せたところ、悠平はすっかり気に入って繰り返し見ていました。一つ目の目玉モンスター、マイクことマイケル・ワゾウスキが大のお気に入りで、わが家には縫いぐるみも転がっています。新作の公開を知ったyuheimamaが予約を手配。悠平は前日から「あしたは3にんで、モンスターズ・ユニバーシティ!」と楽しみにしていました。
 悠平は映画館での映画鑑賞は通算で4回目。もう慣れたかな、と思っていましたが、途中でわたしが付き添いトイレに抜け出すハプニング。また、ストーリーを追うことはさすがに無理なようで、2時間近い上映時間の最後の方は飽きてしまったのか、さあクライマックス、というところで「おわりだね!」「これでおわりだね!」。それでも悠平は悠平なりに楽しかったようで、席を立って場外に出るや、グッズ売り場に一目散。選んだのは小さなミニチュアのチャームの箱。中に入っていたのはメガネ姿のランドールでした。
【写真説明】メガネのランドールのチャーム

【写真説明】わが家のワゾウスキ

 翌日曜日は「乗り鉄と巡礼」で京都行きを予定していました。「モンスターズ・ユニバーシティ」でふと思い付き、悠平に「悠くん、あしたは京都ユニバーシティに行ってみようか」と聞いてみると、すぐに目を輝かせて「きょうとユニバーシティに、いくー!」と大きな声で返事。午前中は建仁寺など京都市の東山近辺を歩き、午後から銀閣寺〜吉田神社(吉田山)〜京都大学・本部キャンパスと歩く計画を立てました。
 日曜日のキャンパスは閑散としていましたが、悠平は教室棟や研究棟が立ち並ぶ大学特有の雰囲気の中を、あっちをキョロキョロ、こっちをキョロキョロ。「悠くん、ここは勉強をするところです。悠くんも、勉強をたくさんしますか」と尋ねると「べんきょうしまーす」と返事。映画ではマイクは子どものころにモンスターズ・ユニバーシティに行くことを決意します。「悠くんも、マイクのように将来、京都ユニバーシティに来ますか」と聞くと「きょうとユニバーシティに、きまーす」。キャンパスを出るときには、2人で「バイバイ」と手を振りました。
 小学校に入って、悠平はさらにいろいろなことができるようになり、発達が進んでいると感じます。抽象的な思考が苦手な分、視覚を通しての記憶の良さにはわたしたち夫婦が舌を巻くこともあります。発達にでこぼこはありますが、もしも何か才能を持っているのなら開花させてやりたいと思いますし、そのための環境も可能な限り用意してやりたいと思います。まさか本当に悠平が京都大を目指す気持ちになっているとは考えていませんが、キャンパスの雰囲気に接したことで、何がしか悠平の内面にプラスになることが残ればいいなと思います。親の欲目かもしれませんが、正直な気持ちです。
【写真説明】京都大学の本部キャンパス正門です

【写真説明】悠平がいちばん関心を示したのは、正門を入ってすぐのカフェレストランでした

【写真説明】おまけの写真。祇園から銀閣寺まで乗った京都市営バスの急行、「洛バス」です。この日いちばんの悠平のお気に入りでした

 このブログの総ページビュー(PV)が30万を超えました。ブログ開設から10万に達するのに2年5カ月余り。それから20万になるのに8カ月でしたが、その後の10万(計30万)は5カ月弱でした。現在、月間のPVは2万超のペースです。本当にたくさんの方に読んでいただいているなあと実感しています。ありがとうございます。どなたか、同じように自閉症発達障害のお子さんを育てていらっしゃる親御さんに、何がしか役に立っていれば幸いです。