真夏の夜の停電

妻(yuheimama)です。昨夜、雷雨の影響で停電になりました。ちょうど悠平と二人、入浴しようと準備をしているところでした。部屋は真っ暗になり、カーテン越しに稲光が入り込むときだけ、一瞬部屋が明るくなりました。もちろんエアコンも止まり、部屋は一気に蒸し暑くなりました。

まずは暗闇の中を手探りで懐中電灯を置いてあるところへ。懐中電灯をつけてから、非常持ち出し袋を置いてある部屋へ移動して、リュックの中のランタンを取り出しました。明かりをつけて、ちょっとホッとしました。続いて、京都で知人の送別会に出席していたyuheipapaに携帯で連絡。固定電話は停電で使えなかったので、携帯があって助かりました。あちらは宴たけなわだったようですが、こちらの状況を報告して、帰りの電車の状況など、気になる点を話しておきました。

そして入浴です。悠平は何度も各部屋のスイッチを押しても電気がつかないので不安げです。「大きな雷で電気が止まっちゃったんだよ」と話しましたが、どこまで理解できたかは分かりません。とにかく「お母さんが一緒だから大丈夫だよ」と何度も話し、お風呂場へ。入浴中は、ランタンの電池の節約のため、ろうそくに灯をともしました。平時なら、なかなかロマンチックな雰囲気なのかもしれませんが、入浴中はそんなことを考えている余裕はありません。オール電化のわが家、停電が長引けば明かりがつかないだけでなく、諸々の機能が止まってしまいます。

湯船につかり、悠平に笑顔を見せながらも、頭の中は防災用品がそろっているか再点検。直近の問題は、湯上がりにエアコンも扇風機も使えないこと。どの部屋も室温が30度はあるので、ランタンの光で絵本を読んで、うちわを仰ぎながら悠平を寝かしつけなければと思いました。

お風呂からあがってもまだ部屋は真っ暗。窓から見える街灯も暗いままです。雷の音は小さくなってきたものの、まだ停電は続きそう。そんな覚悟をしたところで、パッと電気がつきました。悠平は「ついた、ついた!」と大喜び。不安げだった顔も、パーッと明るくなりました。私も一安心してエアコンを入れました。ベットに横になった悠平は「もう かみなり ないね」と口にしました。

悠平が寝てからyuheipapaにメールをしようとしたところで、電話が鳴りました。2次会には行かずに、これから帰るとのことでした。帰りの電車はダイヤが乱れ、大変だったそうです。

時間にしてみればわずか30分程度の停電でしたが、万一の備えを考えるいい機会になりました。また、東日本大震災をはじめ、各地で起こった災害で被災された方々のご苦労に思いを馳せる機会にもなりました。