家庭学習にお試し新アイテム

妻(yuheimama)です。サンタさんが来るの来ないのと、連日連夜応酬を繰り返す日々が続きましたが、ようやくクリスマスプレゼントを手にした悠平。プレゼントが一番欲しかった仮面ライダーの変身ベルトではなかったため、最初は「ない」と少々不満げでしたが、仮面ライダーのバイクに変形するおもちゃをゲットして、朝から手放さずに遊んでいるのでまずは一件落着です。


さて今回は、冬休みの家庭学習についてです。12月上旬のある日、小学生向け通信教育のダイレクトメールが届きました。封を切ってみると、専用タブレットPCを使用した通信教育の案内でした。パソコン好きの悠平には合うかもしれないと思い、興味を持ちました。

パンフレットによると、コースは新1年生(年長)から中学3年生までの各学年に用意されていて、月に1回、当月分の教材が送信される仕組みになっています。一度送られてきた教材はいつでも学習できるということで、知的障害のある悠平でも、自分のペースで学習できそうです。この講座は単に「問題―回答」の繰り返しなのではなく、最初に「体感ワーク」という学習が設定されています。「体感ワーク」はタブレットならではの学習法で、「見る・触る・聴く・話す」ことによって、学習内容を「直感的に感覚で理解できる」ように工夫がされているとのこと。これまでの家庭療育・学習では、まず私が悠平に分かりやすい教材を作るところから始めていましたが、この体感ワークなら、悠平が自力で新しいことを学んでいけるのではないかと思いました。悠平が自ら試行錯誤しながら思考力を高め、私も楽ができれば一石二鳥です!

ちょうどクリスマスキャンペーン中で、教材が合わなければタブレットを返却することで全額返金保証をしてくれるとのこと。冬休みに試すのにちょうど良いと思い、申し込みました。小学1年生のコースを申し込むと、普通校1年生の12月の教材が届くことになり、悠平にとっては難しいと思ったので、新1年生(年長)コースを申し込みました。カリキュラムを見ると、国語と算数で、悠平がすでにできそうな内容と、まだ苦手な時計の読み方などが含まれているので、ちょうど良いように思いました。学習の後には時間制限つきのゲームアプリがついていて、悠平はゲーム目当てで(?)届いた日から毎日自発的に学習しています。

今回お試ししているのはジャストシステムの「スマイルゼミ」。冬休み中にトライして、継続するかどうか決めたいと思います。



【参考】スマイルゼミは、特に発達障害児向けを謳った教材ではありませんが、これまでに資料請求をしたりトライアルをした教材の中には、障害児対象または障害児も学習可能としたものが幾つかありますので参考までに紹介します。

四谷学院通信講座「療育55段階プログラム」〜発達障害児を対象にした、自宅での療育・学習プログラム。自閉症児の独自教育で知られる武蔵野東学園(東京都武蔵野市)が編集協力しています。書き込み式の教材が中心。

・タオ「天神」〜パソコンでの学習システム。内容は定型発達(健常)児と同一のものですが、パソコンでの学習のため、視覚優位の発達障害児も学習可能。ホームページには発達障害児向けの案内も掲載。

・公文〜教室での学習。発達障害に限らず、障害児の受け入れをしていますが、受け入れ可能教室は限られています。