悠平のりもの図鑑 (1)蒸気機関車

yuheipapaです。
前回の記事で書いたように、昨年春に東京に来てからは、悠平は休みの日に「父子乗り鉄と巡礼」でおでかけの際、どんな電車やバスに乗れるかにこだわるようになってきました。わたしももともと鉄道は嫌いではないので、あれこれ調べて、わたしが行きたい寺社と悠平が気に入りそうな交通手段を組み合わせて計画を立てることが多くなっています。今回は、そうやって悠平と一緒に楽しんだ乗り物のうち、蒸気機関車(SL)を中心にした紹介です。

▼SLみなかみ号
群馬県高崎駅から水上駅まで、JR東日本が走らせている蒸気機関車牽引の臨時列車です。機関車はD51形の時とC61形のときがあります。今月、高崎市内の坂東観音霊場15番の白岩観音長谷寺(「ちょうこくじ」と読むそうです)に行った際に乗りました。快速の扱いで全車指定ですが、さほど混んでおらず4人掛けのボックスシートに悠平と2人。空席がけっこうありました。当日の機関車はD51。客車は青い12系でした。古い茶色の「レトロ客車」で運行するときもあるようで、悠平は「次はC61で茶色の客車!」とリベンジモード。わたしも少年時代は今でいう「撮り鉄」の真似事のようなことをして、蒸気機関車を追いかけていましたので嫌いではありません。yuheimamaも一緒に、温泉旅行を兼ねて計画してみようかと思います。
JR東日本高崎支社 http://www.jreast.co.jp/takasaki/
 
 


真岡鉄道「もおか号」
栃木県内を中心に走る真岡鉄道は旧国鉄真岡線。始発の下館駅はJR水戸線と連絡しています。タンク型のC11形とC12形のSLが週末に走っています。この春、焼き物で有名な益子(ましこ)町にある坂東20番の益子観音西明寺に行った際に乗りました。乗車券のほかに整理券の購入が必要。指定ではありませんが、お客さん全員が座って少し席が余るくらいのちょうどよい混み具合でした。真岡鉄道ディーゼルカーがとてもカラフルで、悠平は「帰りはディーゼル!」と言っていたのですが、ダイヤの都合で帰りもSLに。真岡駅には楽しそうな「SLキューロク館」もあるので、ここもいずれリベンジです。
真岡鉄道 http://www.moka-railway.co.jp/
西明寺 http://fumon.jp/
 
 
※最後の1枚はおまけの西明寺「笑い閻魔(えんま)」


成田ゆめ牧場・まきば線
千葉県成田市のレジャー施設・成田ゆめ牧場には全周約500メートルのトロッコ鉄道があります。ふだんはディーゼル機関車が走っていますが、年に何回か、小さな蒸気機関車が走ります。昨年の秋、近くの坂東28番滑河観音龍正院と組み合わせて行きました。牧場の入場料と別に1回ごとに料金(500円)が必要ですが、十分に楽しめました。運行にあたっているのは羅須地人(らすちじん)鉄道協会という鉄道愛好者の団体です。手作りの機関車も保有。季節を変えて、何度でも行きたくなる鉄道です。悠平も、次は11号機と決めている様子。ディーゼル機関車も味わいがありそうです。
成田ゆめ牧場 http://www.yumebokujo.com/
※羅須地人鉄道協会 http://rass-rail.blog.so-net.ne.jp/
 
 


碓氷峠鉄道文化むら
群馬県安中市のJR信越線・横川駅に隣接する「碓氷峠鉄道文化むら」にも小型の蒸気機関車が走っています。横川はかつて、特急電車もここで補助の電気機関車を付け、軽井沢への碓氷峠越えに向かった要衝の駅でした。名物駅弁の「峠の釜めし」でも有名です。長野まで北陸新幹線が開業したのと同時に横川―軽井沢間は廃線となり、横川運転区の跡地にできたのがこの施設です。わたしも以前から興味があり、昨年秋、坂東16番の水沢観音水沢寺おまいりと合わせ、yuheimamaも一緒に家族3人で行きました。ミニ列車は運行時間の関係でディーゼル機関車牽引でしたが、帰り際に鮮やかな緑色の蒸気機関車が走るのを見ることができました。ここもいずれリベンジですね。旧信越線の一部を残して運行しているトロッコ列車はとても爽快でした。
碓氷峠鉄道文化むら http://www.usuitouge.com/bunkamura/index.php