家庭訪問が終わりました

妻(yuheimama)です。悠平の通う学校では、連休明けに家庭訪問がありました。親にしてみると家庭訪問を前に、「部屋を片付けなくちゃ」「お茶やお菓子はどんなものを用意しよう」と、つい表面的なことにとらわれがちですが、一番重要なのは、子どもの教育・支援について教員とよく話し合い、学校と家庭の連携を深めること。そこで今年は試みとして、家庭訪問を前に事前資料を作って担任に提出することにしました。

事前資料では、学校側が作成する個別教育支援計画の項目を意識して、「生活」「身辺自立」「運動」「学習」の4項目について、悠平の現状と課題、助言をお願いしたいことなどを箇条書きでまとめました。大まかにいって「生活」「身辺自立」は学校と家庭の連携で進めていくものですが、「運動」「学習」はそれに加えてクリニックでのOT(作業療法)、ST(言語)との連携も必要な領域です。そこで、OT・STの目標と最近の評価も情報として付け加えました。特にSTについては、実際に取り組んでいる課題を、一部抜粋してコピーを添付しました。

事前資料が有効に働くか、忙しい先生方の手を煩わせるだけに終わるか、少し心配だったのですが、結果的には作ってよかったと思っています。今年は学校からも事前に、今年度前期の課題とその達成のための支援の仕方をまとめた資料が配布されたので、家庭訪問前に自分が作った資料と読み比べることができました。すると、学校と家庭での問題意識は概ね共通していて、そのほかに家庭では気付かなかった点や、こちらから質問したい項目を絞り込むことができました。そうして迎えた家庭訪問では、先生の説明の意図がよく分かり、質疑応答も効率よくできたと思います。

話しが一通り済んだ後、先生に悠平の部屋を見ていただきました。特に先生から「分かりやすい」と好評だったのは、名付けて「視覚支援整理ダンス(?)」(子ども部屋の構造化については「子ども部屋の構造化 in 東京」を参照ください)。
  

悠平の言語理解力は向上していますが、分かりやすい視覚支援は、指示が通りやすく、悠平にとっては安心感が得られるようなので、今後も適宜使っていきましょうと、話を締めくくりました。