夏休みの家庭療育・学習

妻(yuheimama)です。夏休みが始まって十日余り。家庭療育・学習として、実際に取り組んでいる内容を紹介します。まずは全体のスケジュールです。スケジュールを示す際に、少しずつ漢字を取り入れています。

1)パズルかブロック
目と手の協応の療育課題でウォーミングアップです。パズルもブロックも以前に取り組んだ課題ですが、パズルは以前よりもピースを増やし、出来上がりの見本を見ながら取り組むことで、色や図形の形や向きの識別をしながら完成させるという、空間認知力の向上を意識した課題にしてみました。悠平は三角形の向きなど、試行錯誤(四苦八苦?)しながら取り組んでいます。ブロックは、以前は幼児向きの大型レゴ・デュプロを使用していましたが、今回は初めから小さなレゴで、私が作った手順書を見ながら組み立てています(以前の取り組みについては「夏休みの生活 その1」を参照ください)。
 

2)線むすびかぬりえ
線むすびに取り組むことが多いです。この課題は、1同様に空間認知力の向上を目的とした課題で、見本を見ながら同じ線を結ぶ課題です。学校の個別学習で取り組んでいると担任の先生から伺っていたので、夏休みにも継続することにしました。ネット上で子ども向けの「点描写」の無料教材を見つけたので、ダウンロードして利用しています。

3)ひらがな
「モールで文字練習」がコンプリートしたので、モール文字を指でなぞった後に書く練習を続けています。また、時々、お楽しみ企画で、自作の「ひらがな新幹線」ドリルにも取り組んでいます。これはひらがなで列車名を書き(難しい文字はなぞり書き)、路線を始点と終点を意識しながら線むすびし、あらかじめプリントしておいた新幹線の写真を指定の位置に糊ではるという作業の要素を入れています。

4)ことばクイズかなぞなぞ
ことばクイズはST(言語)の継続課題で、物の形状や用途を説明する課題です。なぞなぞは、「夏休みの学習プラン」で紹介したドリル「ことばのクロスワード」で、説明文を読んで答えをイメージする練習をしています。

5)写真日記か国語
写真日記もSTの継続課題で、過去に体験した出来事を自分で説明して、読み返すことで振り返る課題です。国語は「ことばのクロスワード」同様、以前紹介した「おはなし読解ワーク」で読み取りの練習をしています。初歩的な内容なので、今のところ楽にこなせているようです。

6)算数
1ケタの合成(足し算)と分解(引き算)に挑戦中です。数字だけではまだ計算できませんが、イラストなど数えられるヒントがあれば、足し算と引き算の区別をつけて正解できるようになりました。

7)えかきうた
これは締めくくりのお楽しみ課題です。学校でも取り組んでいて、STの先生からも推奨されています。楽しく歌いながら言葉のイメージを形にしていく練習で、悠平も大好きな課題です。

これらの課題をこなすのには大体1日30分かかります。この30分の継続で、夏休み明けにどれくらい力がついているか楽しみです。