ST、いったん終了

妻(yuheimama)です。昨年6月から、クリニックで月に1〜2回の頻度で受講してきたST(言語)の療育が終了しました。今後は3〜4カ月に1回、フォローアップという形式で受講をしていきます。

STに関しては、以前から「受講から1年経過したあたりで、支援の見直しがあります」と言われていました。悠平の場合、1年数カ月受講したことで、一定のレベルアップが見られ、家庭学習の習慣も付いていることから、フォローアップへ移行するとの説明がありました。正直なところ、月に1回でもいいから継続したいという気持ちはあるのですが、予約殺到のSTをこれまで密に受講でき、今後もフォローしていただけることをありがたく思っています。思い起こせば、就学前に通っていた療育センターも期限は1年間でした(就学前はyuheipapaの転勤先の大阪で療育を受けました。2011年の「療育スタート」 、2012年の「春から梅花女子大大学院の個別療育に通います」 を参照ください)。

そんなわけで、今月のSTはレギュラーの最終回という位置付けになりました。STの先生からは、次回までに取り組む宿題プリントをたくさん出され、今後の療育に関してアドバイスをいただきました。宿題プリントのほかに、これまで通り写真日記と事物を説明する「ことばクイズ」を継続、書字はひらがなに加えてカタカナも開始、しりとりや絵かき歌などの言葉遊びをし、読解ドリル(葛西ことばのテーブル「おはなし読解ワーク」初級編)を継続。終了したら中級編に挑戦する等々です。さらに、道具を使った作業力をアップするため、定規やコンパス、はさみなどの文房具の使用、図形定規などを使った簡単な図形やイラストのなぞりがきを練習していくことを助言されました。

★滑りにくく、目盛りが見やすいフォロー定規

★イラストなぞりがき用のテンプレート集

100のかたち (WORK×CREATEシリーズ)

100のかたち (WORK×CREATEシリーズ)

さらに、ST開始時にはギャップが大きかった読解力と書字力、視覚認知と聴覚認知のバランスがとれてきたことで、不安感が減ることが予想されるという、うれしい見込みもお話しいただきました。ただし、それと同時に、不安が強い分だけ母親に頼っていたのが、不安の減少とともに自己主張が強くなって、とりわけ母親に対して反抗的になっていくだろうという恐ろしい予言(?)もされました。これからさらに育てにくくなるだろうと言われましたが、それも成長過程では必要なこと。逃げずに向き合っていかなければと思いを新たにしました。

今後も、STの機会をペースメーカーに療育・学習を継続し、そのたびごとに療育の方法や方向性についてアドバイスを受けていきたいと思います。