悠平語録2016

妻(yuheimama)です。今年も残りわずかとなりました。毎年恒例というわけではありませんが、今年印象に残った悠平語録を紹介します。

・ある日、私がキッチンで作業をしていたときのこと。リビングに置きっぱなしにしておいたCDを見た悠平が尋ねてきました。「お母さん、これ、やじんのCD?」ーーえっ、野人? 私の頭にはサッカーの元日本代表、野人と呼ばれていた岡野選手の顔が浮かびましたが、もちろん岡野選手のことではありません。うーんと考えると合点がいきました。置いていたのは八神純子(やがみじゅんこ)さんのCD。駅名や地名で漢字を覚えている悠平にとって、八神の神は明治神宮前の「じん」なのです。「それはやがみって読むんだよ」と笑いをこらえながら教える私に対し、悠平は真顔で「ふーん」。音読み・訓読み、少しずつ学習していかなくてはなりません。

・弱い雨が降っていた朝のこと。傘を差してスクールバスの乗り場に向かって歩いていると、悠平が「こあめだね〜」と一言。小雨を「こさめ」ではなく、「こあめ」と覚えていたようです。とても微笑ましくて、「小さい雨って書いてこさめって言うんだよ」と教えながら、歩きました。最近、ようやく「こさめ」と言えるようになりました。

・先日、yuheipapaが知人から手みやげにお煎餅をいただいて帰宅しました。悠平はそのお煎餅が大好きです。そこで一言、「このお煎餅、僕の名物!」。うーん、惜しい! 名物ではなくて、好物です。聞き間違えて覚えていたのでしょう。それでも、自分の持っている語彙で一生懸命表現しようとしている姿が、親バカですが、なんともかわいく思えました。

学生時代、英語の練習をするときに「間違えてもいいから、とにかく話して」とよく言われたものです。来年もおもしろかわいい間違えをフォローしながら、悠平の語彙力・表現力が広がっていくことを願います。

本年も当ブログを読んでいただき、ありがとうございました。皆さま、良いお年をお迎えください。