夏休み2019 その1 SL「大樹」と日光

 yuheipapaです。
 勤務先で新規部署の立ち上げを担当し、長期的な予定が立ちにくかったこともあって、ことしの夏休みは、岩手への墓参を始め泊まりがけの家族旅行は控えました。わたしが休みの日は、悠平と2人であちこち出かけましたが、旅行がない分、なるべく悠平の希望を聞くようにしました。悠平のリクエストは乗り物中心なのは、中学生になっても変わりません。
 夏休み最後の夜、夕食を食べながら「夏休みは楽しかったよ」と言う悠平に、何が楽しかったかベスト3を聞いてみました。1番は、東武鉄道が栃木県・日光で運行しているSL「大樹」に乗ったこと、2番目は東京のお台場で乗った水陸両用バス、3番目は東京・はとバスの2階建てオープンバスとのことでした。
 ことしも絵日記風に夏休みの思い出を書きとめておきます。

▼SL「大樹」と日光の日帰り旅行
 東武鉄道が栃木県の下今市~鬼怒川温泉間で運行しているSL「大樹」は、わたしと悠平の間では数年来の“懸案”でした。家族旅行は控えることにしましたが、多少は夏休みらしいことも、と考え、思い切って2人で日帰りで行くことにしました。悠平は大喜びでしたが、SLに加えて、まだ乗ったことがない特急車両の「リバティ」を往復のいずれかに組み込むようリクエストしてきました。
 わたしはと言えば、せっかく鬼怒川温泉まで行くのだから、少し足を伸ばして日光の世界遺産の社寺も見たいと思いました。日光には5年前の夏にyuheimamaも一緒に家族で出かけていますが、そのときは東照宮の陽明門が修理中で見ることができませんでした。この機会に、と思いました。
 列車ダイヤや接続バスなどを調べ、悠平と交渉しながら旅程を検討した結果、東武線の浅草を朝7時の特急「リバティ」で出発する強行軍になりました。朝5時に起きて、家を出たのは5時半。夕食は帰りの特急の中で弁当を食べ、帰宅は夜の8時すぎでした。へとへとになりましたが、悠平は限定運行のバスも含めて乗りたかった乗り物に乗ることができて満足。帰路、幕の内弁当を広げて、好きなテレビの旅番組の真似をして「きょうの旅のごほうびはこのお弁当だね」とうれしそうに話すのを見て、笑ってしまいました。以下に、写真で振り返ります。

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 下今市駅に入線したSL「大樹」。ちょうど運行開始から2年で、いつもとは違ったデザインのヘッドマークを付けていました。鬼怒川温泉駅までは30分の小旅行でした。

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 浅草駅から下今市駅まで乗った特急「リバティ」。浅草を朝の7時に出ましたが、驚いたことに座席はほとんど埋まっていました。

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 SLは鬼怒川温泉駅に着くと、いったん客車から切り離され転車台で向きを変えます。まじかで見学できるショータイムです。

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 鬼怒川温泉駅から日光の東照宮など世界遺産の地域までは、かつて日光市内を走っていたチンチン電車を模した特別バスで移動しました。このバスも悠平が乗りたがっていた乗り物の一つです。

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 東照宮の近くで降りた後、発車するバスを撮影する悠平。バスの後ろ姿には強いこだわりがあります。

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 お昼に食べた冷やしゆばそば。海苔の下に見える茶色のものがゆばです。悠平は初めて口にしたようですが、「おいしい!」と気に入ったようでした。

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 東照宮の陽明門。東照宮は東京都心の通勤電車並みの混雑ぶりでした。

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 東照宮から徒歩10分ほどの輪王寺・大猷院の二天門。徳川三代目将軍家光の墓所です。東照宮の混雑がうそのように、拝観客もまばらで静かでした。

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 帰りは東武日光駅から、JR乗り入れの新宿行き特急でした(いちばん手前の車両)。隣りにリバティ、その向こうにスペーシア。日光を走る特急車両が勢ぞろいで、悠平もわたしもちょっと興奮しました。

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 悠平の夕食の弁当。日光らしく、ゆば入りでした。悠平はタマゴが苦手ですが、この錦糸卵は「おいしい」と食べてしまいました。

 

 次回は水陸両用バスとオープンバスです。