やっぱり肉が好き

 妻(yuheimama)です。先日、授業参観で悠平の学校に行きました。コロナの影響で昨年度は授業参観が中止となり、今年度は3週間程度の期間から参観希望日を学校に伝え、調整の上、日時指定がなされました。親同士もできる限り日程が重ならないよう配慮され、授業は廊下から参観と、感染対策が徹底されていました。

 参観した1コマの授業が終わると、担任が悠平の取り組んだプリントのファイルを持ってきて、見せてくださいました。悠平は文字を書くときに、雑になって形が崩れたり、マス目や行をはみ出して書いてしまうことがあり、決められたスペースに丁寧に書くことが課題の一つです。課題プリントには長さの異なる例文が4文、印字されていて、それぞれの文を長さの異なる空欄に文字の大きさを考えながら書くことになっています。但し、4文の内、1文は文をそのまま写すのではなく、悠平への質問文が書かれていて、それに対する悠平の考えを書くことになっていました。

 ある日の課題プリントには「給食を食べるときに気を付けることを二つ書きなさい」とありました。悠平は「①しせいにきをつけて食べる ②肉をさいごにのこさず食べる」と書いていました。②について、一瞬「ん?」と疑問に思ったものの、すぐに意味が分かりました。悠平は、好きな食材を最後に残して一気に食べることが多々あり、例えば、肉野菜炒めのときなど、先に野菜を全部食べて、最後にとっておいた肉だけを食べるのです。家庭では、母もyuheipapaも、自分も子どものころそうだったな~と笑って見ていたのですが、学校では注意されたことがあったのかもしれません。この悠平ならではのオリジナルな回答、担任は「まぁ、いいんですけどね~」と、笑いながらおおらかに受け止めてくださいました。模範解答を押し付けない担任の姿勢に感謝しつつ、母も思わず廊下で小さく笑ってしまいました。

 さて、肉をしっかり食べているおかげか、悠平、ぐんぐん身長が伸びています。学校では何人かの先生方に「大きくなりましたね!」と声をかけられました。コロナ禍での中学生活、母が学校へ行く機会が減ったこともあり、たまに見かける同級生たちの成長ぶりにも驚かされました。特に男の子は顔つきが変わり、マスクをしているので、一瞬、誰だか分からなかったり、先生と間違えてしまうことも。

 残り少ない中学生活、しっかり食べて、よく学び、お友達とともに、心も体も成長していってほしいと改めて思った授業参観でした。

 

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