高等部の夏休み

 妻(yuheimama)です。悠平、夏休みに入り、家庭+週3日の放課後等デイサービス通所を軸に過ごしています。高等部に入学して初めての夏休み、これまでと少し違うのが宿題の内容と高等部卒業後を見据えた進路関連の見学予定が入っていることです。

 中学部での宿題は漢字や計算・文章題のプリントが中心で、「お手伝いにも取り組みましょう」という呼びかけがありました。高等部では東京都教育委員会の一人一端末という方針で配布されたiPadに計算・文章題などがファイル化され、タブレットに直接、回答を入力しています。また、お手伝いが職業の宿題として出され、毎日記録しています。悠平は、朝の食器洗い、洗濯物を干す・たたんで片付ける、風呂掃除に取り組んでいます。さらに、放課後等デイサービスにお弁当を持参した日は、デイでお弁当箱を洗って持ち帰ってくるので、母も楽ちん! 悠平の自立支援と母の家事負担軽減の一石二鳥です。

 進路関連の見学は、夏休み開始早々に学校主催の見学会があったので、悠平と二人で参加してきました。知的障害校高等部卒業後の主な進路としては、「企業就労(障害者雇用)」、企業就労を目指しての訓練を行う「就労移行支援」、支援付きで作業等を行う「就労継続支援B型」、介助付きで創作活動等を行う「生活介護」、「進学」(専攻科、専門学校等)などがあります。今回参加したのは、徒歩圏内にある就労移行支援と就労継続支援B型を同じ施設内で運営する多機能事業所でした。悠平に感想を尋ねると「近くてよかった」と、作業内容とは無関係のコメントが返ってきました(苦笑)。どのような進路が悠平に合っているのか、これから本格的に考えていかなければなりません。

 新型コロナの感染者数が急増しているため、お出かけには慎重にならざるを得ませんが、夏休みならではのお楽しみと将来につながる活動を少しずつ積み重ねていきたいと思います。もちろん、長期休暇恒例のアイロンビーズも制作中。悠平は制作するたびに、iPadで撮影しています!

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