夏休み終了

 妻(yuheimama)です。2学期が始まりました。今回は夏休みの取り組みを振り返りたいと思います。

 まずは学校からの宿題だった家事。悠平が取り組んだのは、朝食後の皿洗い、洗濯物を干す・たたむ、お風呂掃除です。いずれも面倒くさがることなく、ほぼ毎日、取り組むことができました。

 皿洗いはおおむねOK。洗濯物干しは、いきなり全てに取り組むのはハードルが高いと思い、上衣のハンガー掛けと物干しピンチへのタオル干しに絞りました。上衣のハンガー掛けは、肩のラインがずれたり袖がまくれたままのことがあり、毎回確認が必要でした。フェイスタオルとハンドタオルが混在していたタオル干しでは、サイズが違うタオルの重さのバランスをとることまでは気が回らなかったようで、バランスが悪い干し方になることが度々ありましたが、これについては今後の課題と捉えています。洗濯物たたみは、タオルと悠平の衣類を担当することにしたのですが、今回、新たな発見が! 悠平、Tシャツを一着ハンガーから外すと、たたんでタンスに持っていき、戻ってきて次の一着を外すとまたタンスへ。1点ずつ、物干しとタンスを往復していたのです。これはさすがに効率が悪いので、「全て外してたたんでから持っていけば1回で済むよ」と助言。「そっか~」と素直に従ってくれました。

 お風呂掃除は洗い残しが度々あったため、洗う手順を再確認しながら取り組みました。本人から「洗いました~!」と報告を受けた後、「きれいになった?」と問いかけると、「あっ」と言って、再度洗いなおすこともありましたが、少しずつ上達してきたようです。

 さらに、放課後等デイサービスにお弁当を持参した日は、放デイからの提案で、お弁当箱を洗って持ち帰るようになりました。はじめのころはスタッフから声がけがないと、洗わず持ち帰ることがあり、洗うことが習慣化するまでスタッフに声がけをお願いしたところ、自分から「洗ってもいいですか?」と尋ねて洗うようになったとのこと。洗い残しがあったり、流し足りないときなど支援していただき、毎回、きれいなお弁当箱を持ち帰るようになりました。悠平への自立支援と母の家事負担軽減で、放デイに感謝です。母自身は高校時代、お弁当箱を洗って持ち帰ることがなかったので、「悠君、えらいな~」と感心しています(笑)。

 また、1学期に学校の作業学習で液体せっけんの補充をやっていたので、家庭でもハンドソープの補充に挑戦。初回はドボッとこぼしましたが、100円ショップでじょうごを購入して、2回目は上手に入れることができました。

 家庭学習は、学校からの宿題に加え、地道に漢字練習、読解、計算、お金等を継続。お金は当初、食材を対象に「リアル買い物ごっこ」に取り組んでいましたが、悠平からのリクエストで、商品としてトミカやプラレールも用意。「お年玉での買い物」等、場面設定をして、楽しく継続しました。放デイでも外出時に支払い体験の機会を設けていただき、体験学習を積み重ねています。

 最後に恒例のアイロンビーズ。今回も母にはさっぱり分からないローカル線を含め、本人、「いい感じ~」と言いながら、制作してはニコニコしていました。

 家事には前向きに取り組めましたが、丁寧さやクオリティ面ではまだまだ課題が残ります。2学期以降もできる範囲で継続しながら、仕事への意識を育んでいけたらと思っています。