夏休みがはじまりました

妻(yuheimama)です。前回紹介した『わが子は発達障害』に対する感想を、コメントやメール、お手紙でお寄せいただき、ありがとうございます。あらためて「書いてよかった」「読んでいただけてよかった」と思い、励みにしています。

さて、いよいよ夏休みが始まりました。休み中は、家庭学習・療育の様子や夏休みならではの体験などを中心に紹介していきたいと思います。夏休みの学習方針は以前に触れたとおりで( 「もうすぐ夏休み」を参照ください)、今回は、療育ママのオリジナル教材を一つ取り上げます。

まずはスケジュールボード。

2番の「ガンピーさんカード」がオリジナル教材です。悠平は、話していると「てにをは」が適切でなかったり、能動態と受動態がひっくり返ってしまうことがあります。昨年はそれを意識して、特別支援教育のカード教材「あそびっくす!まなびっくす!」を使ってみたところ、男の子が犬にエサをあげている絵カードを見て「男の子が わんちゃんを 食べる」と答えてしまいました( 「男の子が犬を食べる???」を参照ください)。昨年は途中で苦手意識を持ったのか、カード教材をやりたがらなくなったので、今年はこのカードを参考に、大好きなガンピーさんに登場してもらってカードを自作しました(ガンピーさんに関しては「親子合作絵本『ガンピーさんのもぐらドライブ』」を参照ください)。

取り組んでみると、ガンピーさんが登場したので悠平は大喜び! 肝心の結果は、3語文では正しく助詞をつかえるものの、3語文以上になるとやはりおかしなことになっています。下の例文では「ガンピーさんが こどもたちを くるまに のせてあげます」となるところを、「ガンピーさんが こどもたちに くるまを のせてあげます」と、重量挙げのような文になってしまいました。そこで、正しい使い方を教え、次回以降も繰り返し出題することにしました。

ガンピーさん絵本の創作は、まだまだ続いていて、最近では温泉旅行に行ったり、ディズニーランドに行ったり、果てはアニメ『妖怪ウォッチ』のキャラクターも登場して、ガンピーさんが妖怪になったりと、破竹の勢いで進化を遂げています!? そこまで愛してやまないのならと、学習にも一役買ってもらうことにしました。夏休み明けには悠平の言語も、ちょっぴり進化していてほしいなぁと思う母心です。