めきめきとスマホ上達

 yuheipapaです。
 悠平はこの春、子ども用の携帯電話をスマホに変えました。めきめきと上達し、びっくりするような情報を知らせてくれたりします。

 ある休日のことです。遠出する時間はないのですが、家に閉じこもっているのももったいなく、yuheimamaもいっしょに近隣に出かけることにしました。まず二子玉川まで行って昼ごはんを食べることにし、その後はどこに行こうかと話していたところ、悠平がスマホを手に何やら検索。「川崎にトロリーバスが保存されているから見に行こう」と提案がありました。トロリーバス? 川崎に? 聞いたことがないなあ、と思いながら、せっかくの悠平の提案なので、行ってみることにしました。
 二子玉川から徒歩で多摩川を渡り、歩くこと30分ほど。本当にトロリーバスの車体が保存されていました。フェンスで囲われ、乗ったり触れたりすることはできませんが、実際に走っていた車体の保存は珍しいのではないでしょうか。帰宅後、調べてみたら、1951年から67年まで、川崎駅前と工場地帯とを結んでいたようです。

【写真】川崎市高津区で保存されているトロリーバス(悠平撮影)

 保存車両があることがどうして分かったのか聞いてみたところ、廃止になった鉄道やバス路線の車両の保存先をまとめたサイトを検索しているとのことでした。わたしも鉄道好きなので、そういうサイトがあることは知っていましたが、トロリーバスまで網羅したサイトがあるとは知りませんでした。悠平が自力で探し出したことに感心しました。

 別の休日は、わたしと悠平の2人で、やはり近隣に出かけることにしました。調布市の神代植物公園で「春のバラフェスタ」が開催されているのを思い出し、悠平に提案しました。即座に「だったら三鷹駅から神代植物公園までバスに乗ろう。小田急バスがEV車を導入したから乗ってみたい」と“逆提案”がありました。
 詳しい運行ダイヤはさすがに悠平も分からないようでしたが、運行本数などから推測して、1時間も待てば新型車両が来るのでは、と予想して三鷹駅へ。1時間待って「次のバスが違っていたら、出直そうか」と話していたら、目当ての新型バスが来ました。悠平は、好きなことなら1時間待ちも苦にならない様子でした。

【写真】EVバスを降りて発車シーンを撮影する悠平

 幼児のころは、外出も事前に綿密なリサーチが必要でした。当時、悠平は偏食が激しく、外で口にできたのは唐揚げぐらい。まず、唐揚げを食べられそうな店を探し、次に時刻表を調べてと、大変でした。今は電車の時刻表も悠平が自分でいろいろ調べてくれるようになり、わたしは楽ちんです。