yuheipapaです。
大阪から東京に移って半年が過ぎました。大阪で始めた「父子乗り鉄と巡礼」はこちらでも続いています。休みの日はわたしと悠平が出掛けて、その間に妻(yuheimama)は休息。悠平をなるべく歩かせるようにして体力作りも兼ねています。わたしの東京での職場はシフト制で、必ずしも週末は休みではありません。悠平と休みが合わないことが起きるようになったことが、大阪のときと比べた変化です。悠平と出掛ける頻度は少し減ったように思います。
もう一つの変化は、悠平の「鉄分の増加」です。「父子乗り鉄と巡礼」は、電車好きの悠平にとってはいろいろな電車に乗れる機会です。同時に関西では歴史のある社寺も多く、巡礼の方も悠平はそれなりに楽しんでいるように見えました。行き先を決めるのにあまり苦労はなく、わたしが行ってみたいと思った社寺に、悠平はついてきました。しかし、東京では、悠平の関心は電車にシフトしてしまったようです。わたしが行ってみたい寺や神社があっても、悠平は乗りたい電車に乗れるのでなければ、断固として拒否するようになってきました。
例えば鎌倉です。首都圏で寺めぐりを楽しめる場所の一つですが、悠平の関心はどの電車で行くか、にほぼ絞られています。メインのルートはJR横須賀線ですが、悠平の気分が乗らないときは「JRはいや!」ということになります。あれこれ調べながら、先日は横浜からJR根岸線で新杉田駅まで行き、シーサイドラインに乗り換えて金沢八景へ、そこで今度は京浜急行に乗って新逗子に行き、JR横須賀線の逗子駅から鎌倉駅へ、という大回りルートを提示して、やっと悠平から「OK」をもらいました。
さて、そうやって大阪時代から悠平といろいろ出掛けながら、わたし自身はいつのころからか、季節それぞれの花を楽しむようになりました。以前にはなかったことです。昨年春、奈良県の室生寺を悠平と訪ねた際に、お寺の方から「美しいものをたくさん見せてあげてください」と言われたことを思い出します。花を見ながら、悠平にも「きれいだね」と声を掛けるのですが、悠平はと言えば、帰りはどの電車に乗るのかが気になって仕方がないようです。今はそんな様子ですが、それでも季節ごとにたくさんの花を見せていこうと思います。いずれは「美しい」ということを感じてくれるようになるかもしれません。わたし自身がそうだったのですから。
以下に、悠平と一緒に眺めた、この秋の花の写真スケッチを残しておきます。
鎌倉:英勝寺
鎌倉:英勝寺
鎌倉:英勝寺
逗子:岩殿寺(坂東三十三観音霊場二番)
鎌倉:海蔵寺
鎌倉:海蔵寺
小田原:勝福寺(坂東三十三観音霊場五番)
鎌倉:宝戒寺
鎌倉:宝戒寺
鎌倉:杉本寺(坂東三十三観音霊場一番)
さいたま・岩槻:慈恩寺(坂東三十三観音霊場十二番)近く
【参考】坂東三十三観音公式サイト http://www.bandou.gr.jp/