スラックス

 妻(yuheimama)です。2月に入り、悠平の小学校卒業まで、2カ月を切りました。悠平が通う特別支援学校は、小学部・中学部が同じ校舎なため、通学もこれまで通りで生活に大きな変化はなさそうです。とはいえ、小学校卒業、中学校入学は、教育課程において大きな節目であることは違いなく、服装、持ち物等も「中学生らしさ」を意識して選ぶようになってきました。先日は、卒業式と中学入学以降に着るブレザーとスラックスを買いに出かけました。悠平が進学する中学部では、制服はないものの、制服に準じた服装を各自が用意することになっています。

 その日は、紺のブレザーとチャコールグレーのスラックスを購入しました。スラックスを試着した際、お店のスタッフに裾上げを依頼しました。悠平の足元にしゃがみこんで裾の長さを調整するスタッフから、「これくらいでいかがですか?」と聞かれました。すると悠平が一言、「気持ちいいです!」。スタッフ、裾の長さを尋ねて「気持ちいい」と言われるとは想像だにしなかったことでしょう。一瞬、「へっ?」というリアクション。私とyuheipapaは思わず顔を見合わせて笑ってしまいました。悠平、もしかすると裾の調整で足首周辺にスタッフの手が当たって、くすぐったく感じたのかもしれません。あるいは、試着によって中学生気分を先取りしたのが気持ちよかったのかもしれません。いずれにしても、悠平独特のセンスに、また笑わせてもらい、「まっすぐ育ったなぁ」と感慨ひとしおです!?

 中学3年間、高校3年間はとても早く感じると、先輩ママたちから聞いています。思春期の対応や、高校卒業後を見据えた情報収集など、本格化していくことでしょう。悠平に合った環境探し、環境づくりを模索しながら、成長しても悠平らしさを大切にしていきたいと、あらためて思った早春の一コマでした。

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