「七夕の願いごと」から1年

 妻(yuheimama)です。3週間の夏休みが早くも終盤を迎え、悠平の学校では週明けから2学期が始まります。今夏は夏休みらしいレジャーもなく、平日は自宅か放課後等デイサービスで過ごしました。日常生活が淡々と続いていくかと思われましたが、放デイからの提案で、悠平はまた一つ課題をクリアし、自信をつけることができました。

 昨年の七夕に「自分で電話をかけられますように」と願った悠平。初めは放デイの携帯を借りて練習し、その後、キッズ携帯を購入して、自分の電話を使えるようになりました。

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 これまでは、放デイからの帰宅時、悠平は送迎車から母に電話をし、母が自宅マンション近くに停車した送迎車まで迎えに出ていました。まずは、この母のお迎えをやめ、送迎車から降りた後、スタッフに付き添われて自宅玄関まで歩き、慣れたところで、車から玄関まで一人で帰ってくるようになりました。さらに帰宅後、悠平が放デイに「先ほど、到着しました」と電話で報告。これで帰宅は自己完結。残る課題は、朝となりました。

 夏休みなどの学校休業日には、朝、送迎車が迎えに来てくれます。これまでは車が自宅に近づくと、スタッフから母の携帯に電話が入り、車まで母が付き添っていました。この夏休み、放デイから提案していただいたのが、朝、スタッフが悠平に電話をし、悠平が一人で車に向かうことでした。生活習慣へのこだわりが強い悠平は、提案時、ちょっと嫌な顔をしたのですが、やってみたら「僕、できたよ!」と言わんばかりに嬉々とした表情を見せました。

 玄関から車まで1~2分の行程ですが、スモールステップで、安全に、確実に、達成することができました。提案し、支援にあたってくださった放デイの皆さんに感謝です! ついでながら、母は朝夕の送迎がなくなったことで、家での諸々の作業を中断されることがなくなり、「うわっ、楽!」と実感しています。