招き猫と紅葉の豪徳寺

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 yuheipapaです。秋の休日、天気が良かったので久しぶりにyuheimama、悠平と3人で散歩に出掛けました。行き先は徒歩で30分ほどの豪徳寺。招き猫の発祥の寺として知られます。
 江戸時代の初期、彦根藩井伊家の当主井伊直孝が猫に招き入れられてこの寺に入り、雷雨を避けることができたとの由来が一般的のようです。以来、豪徳寺は井伊家の菩提寺となっています。桜田門外の変で暗殺された大老、井伊直弼の墓もここにあります。ちなみに、ご当地ゆるキャラのさきがけ、滋賀県彦根市の「ひこにゃん」のモデルは、直孝を招き入れたこの猫です。
 豪徳寺ですごいのは奉納の招き猫。境内の一角にある観音堂の裏手にずらりと並んでいます。大中小とサイズも様々。悠平がよちよち歩きだったころから来ているのですが、年々数が増えているように感じます。近年は海外からの観光客の方も少なくなく、皆さんスマホやカメラで一生懸命に撮影。たぶん、「Tokyoのcat temple」とか何とか、旅行サイトなどで紹介されたのではないかと思います。
 ここは悠平もお気に入りの場所の一つです。ずらりと並んだ招き猫は、参拝客が寺務所で買い求めて奉納するので、皆、同じ顔つきと前足の構えなのですが、時折、参拝客が持参したとおぼしき猫が混じっていることがあり、それを見つけるのが悠平は楽しいようです。以前、前足を両方とも挙げている金色の招き猫を見つけて「金色の両手猫がいる!」と大喜びしたことがありました。この日もお寺に着くと「両手猫、いるかなあ」と楽しみにしていましたが、残念ながら、見つかりませんでした。

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 豪徳寺は紅葉も見事です。各地の紅葉の名所を紹介するサイトで取り上げられているのを見たことがないので、隠れた名所と言っていいように思います。11月いっぱいは楽しめそうです。穏やかな秋の日差しの中で、家族3人、のんびりした時間を過ごしました。

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