エスニック料理デビュー

妻(yuheimama)です。これまでにも再三触れてきましたが、悠平は偏食で鶏の唐揚げが何より好きな「肉食系男児」です。それが驚いたことに、支援学校に入学後、それまで見向きもしなかった焼き魚や魚のフライを食べられるようになりました。麺類はうどん以外は食べられなかったのが、先日の給食では焼きそばを完食したと連絡帳に書いてあって驚きの連続。「給食さまさま」です。体の成長に合わせて、体自身がこれまで以上にいろいろなものを欲しているのかもしれません。少しずつでいいから、食べられるものの幅が広がっていってほしいと思います。

そんなある日、思い切って(調子に乗って?)悠平と二人でタイ料理のお店に行ってみました。タイ料理店にはガイトートと呼ばれるタイ風唐揚げがあるので、もしかしたら食べられるかもと期待です。席に着く前に店員さんに、ガイトートは辛くないか、子どもでも食べられるか、白いご飯は置いているかを確認。何とかいけそうな気がしたので席について注文しました。いざガイトートが運ばれてくると、悠平ったら食べる、食べる。小ぶりの唐揚げが10切れくらいあったのではないかと思うのですが、「一つもらってもいい?」と聞くと「いや」と一蹴。ひたすら食べ続けました。ガイトートを食べ終わると次は白ご飯。こちらは細長いタイ米で、日本のお米とは少し食感や風味が違うので心配しましたが、またまた食べる、食べる。見事に完食しました。以来、このお店のことは「タイ料理屋さん」ではなく、「唐揚げ屋さん」と呼ぶことにしました。

帰宅後、yuheipapaに悠平の食べっぷりを報告。以前からこのお店が気になっていた、東南アジア料理好きのyuheipapaの期待も高まります。そしてついに、土曜日のランチタイムに家族3人で「唐揚げ屋さん」こと、タイ料理店に向かいました。実は私たち夫婦の新婚旅行がタイのプーケットバンコクだったのでタイには思い出があり、悠平が生まれる前、東京に住んでいたときには度々、渋谷のタイ料理店に足を運んでいました。

悠平は当然、ガイトートとタイ米の白ご飯を注文し、yuheipapaはパッタイというタイの焼きそばをオーダーしました。家族3人、大満足のランチタイムを過ごし、私は「3人でタイに旅行したいなぁ〜」と妄想。海外旅行には長時間のフライトや時差への対応など、現実にはまだ対応が難しいと思いますが、妄想できるようになっただけでも大進歩かなぁと思います。次回はインドネシア料理のサテ(焼き鳥)にトライさせようかとちょっと欲が出てきた、エスニック料理デビューでした。

※yuheipapaです。

【写真】タイの唐揚げ「ガイトート」とご飯
 付けあわせの野菜以外、悠平は完食です。一心不乱、見事な食べっぷりでした。

【写真】yuheipapaの注文、パッタイ(焼きそば)のセット
 パッタイはタイでは屋台でもレストランでも、どこで食べてもおいしい大衆メニュー。具だくさんで、辛くありません。

【写真】yuheimamaはトリのバジル炒めセット
 セットにはサラダやスープ、ちょっとしたおかず(和定食で言えば小鉢)やえびせん、デザートまでついて1000円でおつりが来ます。味もよくて、とてもいいお店です。