紅葉2014

以前の記事でも書きましたが、この数年、悠平を連れての「父子乗り鉄と巡礼」の秋の楽しみは紅葉です。以前は四季の移ろいにほとんど興味がなかったのですが、関西暮らしの3年を経て、季節それぞれの花鳥風月に目が留まるようになりました。悠平と向き合いながら、悠平の将来のことを考えながら、わたし自身、少しずつ変わってきたのかもしれません。わたし自身も年齢を重ねてきました。悠平とともに、わたしも成長してきました。
この秋は世田谷の自宅近辺や東京近郊の紅葉を楽しみました。
以下は、悠平と一緒に訪ねたこの秋の紅葉のスケッチです。

【東京都八王子市・高尾山薬王院
 
【東京都世田谷区・等々力不動尊
 
【東京都世田谷区・九品仏浄真寺】
 
【東京都調布市深大寺
 
【東京都日野市・高幡不動尊金剛寺
 
【東京都日野市・京王百草園
 
【東京都文京区・六義園
 
【神奈川県鎌倉市鎌倉宮
 
【神奈川県鎌倉市瑞泉寺
 
【神奈川県鎌倉市鶴岡八幡宮
 
【神奈川県鎌倉市円覚寺
 


大阪から東京に移って、勤務シフトによっては週末も出勤するようになりました。その分、平日に休暇を取る機会が以前よりも増えています。悠平が学校から帰ってくるのは午後。11月下旬のある日の午前中、妻(yuheimama)と2人で、自宅から徒歩で30分ほどの豪徳寺を訪ねました。小田急線の駅名にもなっている曹洞宗の大きな寺院です。
【東京都世田谷区・豪徳寺
 
 
東京の区部でも有数の紅葉の名所ではないでしょうか。色付きが鮮やかで、いつまでいても見飽きない光景でした。
ちなみに豪徳寺は近江・彦根藩主だった井伊家の菩提寺で、境内の墓地には幕末の桜田門外の変で暗殺された井伊直弼の墓もあります。東京に移った直後の4月にこのブログにも書きましたが、井伊家の菩提寺になった縁として「招き猫」の言い伝えがあります。
ウイキペディア「招き猫」によると「第2代藩主・井伊直孝が鷹狩りの帰りに豪徳寺の前を通りかかった。そのときこの寺の和尚の飼い猫が門前で手招きするような仕草をしていたため寺に立ち寄り休憩した。すると雷雨が降りはじめた。雨に降られずにすんだことを喜んだ直孝は、後日荒れていた豪徳寺を建て直すために多額の寄進をし、豪徳寺は盛り返したという」とのこと。別の言い伝えとして「直孝が豪徳寺の一本の木の下で雨宿りをしていたところ、一匹の三毛猫が手招きをしていた。直孝がその猫に近づいたところ、先ほど雨宿りをしていた木に雷が落ちた。それを避けられたことを感謝し、直孝は豪徳寺に多くの寄進をした」との説も紹介されています。
実は滋賀県彦根市の「ひこにゃん」は、この井伊直孝の「招き猫」伝説をもとに生まれたゆるキャラ。大阪にいた当時、悠平と一緒に彦根を訪ね、ひこにゃんとも対面してきました。ひこにゃんゆかりの場所が東京にも、しかもわが家から徒歩圏内にあったと知って、ちょっと驚きでした。
※「登校初日、がんばりました」=2014年4月7日
 http://d.hatena.ne.jp/yuheipapa/20140407/1396880207
※ウイキペディア「招き猫」
 http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%8B%9B%E3%81%8D%E7%8C%AB
【写真説明】彦根で対面したひこにゃん。悠平は大喜びでした。=2012年7月