秋のスケッチ2023~続・信州に家族で旅行

 yuheipapaです。一つ前の記事、信州への家族旅行の続きです。
 ことしは夏が過ぎても異常な暑さが続き、旅行中も11月だというのに上田市で最高気温が25度に達しました。それでもやはり信州。木々の黄葉、紅葉は進んでいて、目に鮮やかでした。悠平が撮影した写真も含めて、スケッチ風にまとめました。

▽「信州の鎌倉」塩田平
 上田市の南西部に広がる塩田平は、鎌倉時代、室町時代からの古社が点在し、「信州の鎌倉」と呼ばれます。戦没画学生の作品を展示する美術館「無言館」も、その山間の一角にあります。一帯を11月いっぱいは周遊バスも走っており、2日間にわたって散策しました。
 前山寺は無言館から徒歩10分ほど。三重塔は「未完成の完成の塔」と呼ばれる国の重要文化財。傍らのイチョウの黄葉が、息をのむほどの見事さでした。
【前山寺1=悠平撮影】

【前山寺2】

【前山寺3】

【前山寺のバス停にいたネコ=悠平撮影】

【「無言館」周辺1=悠平撮影】

【「無言館」周辺2】

【「無言館」周辺3】

 生島足島神社は10世紀の延喜式にも名が見える古社。ちょうど七五三のお参りでにぎわっていました。塩田平周遊バスは、神社のすぐ近くの上田電鉄下之郷駅と別所温泉とを結んでいます。
【生島足島神社1】

【生島足島神社2】

 2日目は別所温泉から周遊バスに。平安時代末期から鎌倉時代初期の建造という中禅寺の薬師堂も重要文化財です。
【中禅寺1】

【中禅寺2】

 中禅寺の近くの塩野神社は、境内に足を踏み入れた途端に、凛と引き締まった空気を全身で感じました。楼閣造りの二階建ての拝殿は見飽きませんでした。
【塩野神社1】

【塩野神社2】

▽「小諸なる古城のほとり」
 2日目の午後は上田から小諸に移動しました。島崎藤村が「千曲川旅情の歌」で「小諸なる古城のほとり」と書いた、その情景を見てみたいと思いました。
 小諸城址はもみじが見ごろ。千曲川沿いの傾斜地の複雑な地形を生かしており、城下町の方が城よりも高地にあります。攻めるのはさぞや難しかっただろうと感じました。
【小諸城址1】

【小諸城址2】

【小諸城址3=千曲川を望む】

▽「北斗の拳」の聖地
 佐久市は劇画「北斗の拳」の原作者、武論尊さんの出身地。その縁で、市内各地に「北斗の拳」登場キャラクターの像や、マンホールの蓋が置かれているそうです。マンホール蓋の設置場所は北斗七星をかたどるこだわりも。新幹線の佐久平駅にはジャギの像がありました。市の表玄関に置くキャラクターとしては、なかなか渋いチョイスだと思います。