あきらめの悪い父との「スーパートレインスタンプラリー」

 yuheipapaです。
 近年、JR東日本は1~3月に東京近郊で大掛かりなスタンプラリーを開催しています。昨年は「懐かしの駅スタンプラリー」。悠平と一緒に50駅のスタンプを集めて、記念のメダルをもらったことは、このブログにも書きました。 

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 今年の企画は「スーパートレインスタンプラリー~平成を駆け抜けたすごいヤツ~」。やはり東京近郊の50駅を巡り、かつて走っていた列車をモチーフにしたスタンプを集めます。昨年、駅から一歩も出ずにひたすら電車の乗り降りを繰り返すことに疲れ果ててしまった経験から、今年は見送るつもりでした。しかし、参加者への記念品のラインナップを見て考えが変わりました。全50駅ではなく、10駅だけの参加にすることにして、悠平と一緒に乗り鉄を満喫してきました。
 このスタンプラリーへの参加は2段階になっています。
 まず、駅に置いてある台紙に10駅のスタンプを集めます。指定の駅構内のコンビニで600円以上の買い物をすると、記念の「スーパートレインアクリルスタンド」を一つと、50駅達成用のスタンプ帳がもらえます。次に50駅のスタンプをすべて集めると、記念台紙付きの「50駅コンプリート証」がもらえます。
 10駅のスタンプでもらえるアクリルスタンドは3種類あり、うち一つは東北新幹線の200系「やまびこ」。1982年の開業当初に走っていた車両です。わたしは1983年に大学を卒業してメディア企業に就職。最初の赴任地が青森でした。前年に開業したばかりの東北新幹線で任地に向かいました。200系「やまびこ」には、そうした懐かしい思い出があり、俄然、ほしくなりました。
 アクリルスタンドの残り二つは、かつて常磐線を走っていた651系「スーパーひたち」と、京浜東北線の209系電車です。悠平に水を向けたところ「僕は『スーパーひたち』がほしい」とのことでした。アクリルスタンドは袋を開封するまで、何が入っているか分かりません。目当ての200系「やまびこ」でなくても、「スーパーひたち」なら無駄にはなりません。悠平と2人で先日、チャレンジしました。
 JR東日本には、東京23区内のフリーエリアであれば、何度でも乗り降り自由の「都区内パス」というフリー切符があります。大人1人760円です。悠平と一緒にこの切符で山手線の駅を巡り、1時間半ほどでスタンプ10個を集めました。指定のコンビニで買い物をし、もらったアクリルスタンドの袋は二つ。わたしの目当ての200系「やまびこ」が当たる確率は、単純計算で3分の2です。しかし、入っていたのは「スーパーひたち」と京浜東北線でした。
 悠平は目的を達してご満悦なのですが、わたしはあきらめきれません。手元には乗り降り自由のフリー切符、時間はまだ午後2時台。もう1回、10駅分のスタンプを集めることを宣言。そして2度目の記念品受け取り。今度は200系「やまびこ」が入っていました。やれやれ。さすがにスタンプラリー2回分は疲れましたが、達成感はひとしおでした。悠くん、付き合ってくれてありがとう。

 200系「やまびこ」のスタンプは東京駅にありました。

 「スーパートレインスタンプラリー~平成を駆け抜けたすごいヤツ~」は3月4日までです。

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