「密」を避けながら、ことしも七福神巡り

 yuheipapaです。
 昨年末から東京は新型コロナウイルスの感染者が急増し、新年早々、緊急事態宣言が出ました。毎年年明けは、2015年に始めた七福神巡りがわたしと悠平の恒例行事になっています。ことしはどうするか、ちょっと思案しましたが、「密」を避けてなるべく自宅に近いところをと考えて、東京都品川区内、東急電鉄大井町線に沿うようにして七つの寺社を回る「荏原七福神」に行ってきました。
 ※「荏原七福神めぐり」 http://ebara-shichifuku.com/
 最初は東急電鉄目黒線の西小山駅から徒歩5分ほどの小山八幡神社。わが家なりのコロナ対策として、外出中は食事を取らないこととしたので、午後からのスタートとなりました。そのためもあってか参拝客はまばら。七福神巡りと思われる方も、逆コースをたどってゴールインされる方が2組ほど。わたしと悠平は本殿、次いで大黒天に参拝した後、社務所で七福神専用の色紙を1500円で購入しました。
 これまでに回った東京の七福神は、おおむね専用色紙に各寺社でいただく御朱印に費用がかかり、トータルでは2千円とか3千円になる場合が多いのですが、荏原七福神は色紙代のみで、あとは無料のスタンプを押して回ります。すべて回ると最後の寺社で絵馬をいただけます。
 もう一つ、こちらでは七福神をそれぞれアニメ風に擬人化したキャラクターがあり、「もう一つの荏原七福神巡り」として、無料のスタンプラリーが用意されています。こちらもすべて回ると、最後に記念品としてクリアファイルがもらえます。東急電鉄の協賛があるようです。絵馬も含めてかなりのお得感があります。
 住宅街に点在する寺社を巡るので、名所や見どころはあまりないのですが、その中で布袋尊をまつっている養玉院・如来寺はお奨めです。江戸時代の建立と伝わる5体の大仏がお堂にずらりと並んでおり、「大井の大沸(おおいのおおぼとけ)」と言われています。実はこのお寺だけは昨年、悠平と一緒に訪ねており、今回が2度目。境内からはすぐ近くを走る東海道新幹線もよく見えるので、悠平もお気に入りのスポットです。

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【写真:如来寺の「大井の大仏(おおぼとけ)」】

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【写真:大仏は御朱印も迫力があります】
 七福神最後の大井蔵王権現神社では、2人でおみくじを引きました。大吉を狙っていた悠平は中吉で、ちょっと悔しい様子。わたしは吉でした。まあまあの結果ではないでしょうか。帰りに大井町駅から乗った東急大井町線の車両は、有料座席用の「Qシート」車両を連結した急行。急行でもこの車両を連結していない編成があるので、悠平はうれしそうでした。ことしの「乗り鉄」は大吉のスタートとなったようです。

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【写真:「Qシート」連結の大井町線急行】

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【写真:七福神の色紙、絵馬と「もう一つの荏原七福神」】