悠平、初めての断捨離

妻(yuheimama)です。ついに夏休みが始まりました。梅雨明け前から猛烈な暑さが続いているので、体調管理に気を配りながら、「よく遊び、よく学ぶ」休みにしたいと思います。今のところ家庭療育・学習は1日30分程度、悠平も嫌がることなく取り組んでいます。

遊びに関してこれまで気になっていたことが一つあります。悠平が一時期、おもちゃ付きのお菓子・食玩にはまっていたこともあり、わが家には細々としたおもちゃがたくさんあります。さらに、自閉症児には視覚的な記憶力がよいという特性があるので、赤ちゃんの頃に遊んでいたおもちゃも勝手に捨てられないような気がして、クローゼットに最近では遊ばなくなったおもちゃもたくさん入っているのです。そこで、試しに悠平自身におもちゃの「いる、いらない」を仕分けさせてみようと思いました。

まずは仕分けしてほしいおもちゃを全部、広げて置きました。そして「いる」「いらない」と紙に書いてはったカゴを置き、そこに悠平がおもちゃを選んで入れるように声がけしました。正直、ほとんどが「いる」に入って、「いらない」があまり出ないのではないかと心配したのですが、それならそれで、半年ごとにでも繰り返せばよいと思ってのチャレンジです。すると、驚いたことに「これはいる」「これはいらない」と言葉に出しながら、パッパパッパと手際よく仕分けを始めたではありませんか!

仕分けた内容を見てみると、食玩はほとんどとってありましたが、乳幼児期に遊んで、今では使っていないおもちゃは「いらない」カゴに入れていました。同じものが二つあった場合には、一つを「いる」、一つは「いらない」に入れるという、高度なワザ(?)も見せてくれました。赤ちゃん時代のおもちゃなど、親の方が思い出深くて捨てられなかっただけなのかしらと思わせる潔さです。

こうして悠平の初めてのおもちゃ断捨離は無事に終了しました。クローゼットがすっきりし、悠平は久しぶりに出てきたおもちゃと遊ぶことができ、母は悠平の新たな一面を見ることができてハッピーな結果に終わりました。